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スカッシュ上級者のための打ち方講座

2017 4/5 09:49
スカッシュ
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出典 Kzenon/ Shutterstock.com

スカッシュの魅力に取り付かれた上級者のみなさん。いまの打ち方で満足していますか?もっと上達させたいけど、どう練習したら良いか分からない…。そんなみなさんのために、スカッシュの効果的な打ち方をご紹介いたします。

まずは… スカッシュのルールをおさらいしよう!

いまさら不要かもしれませんが、スカッシュのルールを今一度おさらいしてみましょ。スカッシュはレクリエーションスポーツとして広がりを見せている注目のスポーツ。試合はテニスの半分くらいのコートで行います。ラケットとボールを用いて壁に向かってボールを打ち合い、ポイントを競い勝敗を決めるのがルールです。ボールは好き勝手に打って良いわけではなく、セーフゾーンと呼ばれる面をめがけて打ち込んでいくのが基本となります。
スカッシュにも世界大会を初めとした様々な戦いが行われています。上達に悩んだらトッププレイヤーたちの試合を見て参考にしてみるのもオススメですよ。

上達に悩んだら…、基本の動作を見直してみよう

上級者のみなさんは技術を追い求めるあまり、基本の動作がおざなりになっていませんか?まずはボールを真正面で受け、ボールの受け止め方や打ち方を見直してみましょう。長いこと競技を続けていると、知らないうちに変なクセが染み付いてしまっているかもしれません。動作の確認にはスカッシュ仲間に気になる点を言ってもらうほか、可能ならば撮影してもらうとより効果的でしょう。行き詰まったときは初心に返り、一度自分自身を見つめ直してみましょう。

スカッシュにおいて重要な『Tポジション』

スカッシュ上級者のみなさんなら『Tポジション』という言葉は知っていることでしょう。『Tポジション』とは、コートの中央部分が『T』に見えることから付けられた名前です。『Tポジション』を効果的に使いこなすことができれば、どんなショットにも対応できるといわれています。
また、『Tポジション』に相手のショットが集まると体力の温存にもつながり、ゲームを有利に進めることができる重要な要素なのです。打ち方を見直すと同時に自分のポジショニングも再確認してみましょう。

基本ショットを見直してみよう

スカッシュの基本ショットの打ち方はしっかり行えているでしょうか。自分は初心者ではないから…と言って、基本の素振りを怠ってはいませんか?どんなスポーツでも『素振り』は重要な練習方法です。基礎練習の地盤ができているからこそ、トップアスリートの方々も頂点で輝かしい成績を残せているのです。スカッシュの打ち方に行き詰まった上級者は、基本ショットの動作を見直してみましょう。こちらも仲間に動作を見てもらうほか、撮影して自分の目で確認するのが効果的です。

スカッシュは頭脳勝負でレベルアップ!

スカッシュは前だけではなく上下左右、さらに後ろを含んだ四方をコートとして行うゲーム。『コート上のチェス』という異名を持つほど、頭を使った試合運びが勝敗のカギを握るスポーツです。
戦略さえ練ることができれば、年配のプレイヤーが体力のある若いプレイヤーに勝つチャンスも。ボールの弾み方を研究したり、相手のわずかな隙も逃さない洞察力を鍛えることも勝利へのロードとなるでしょう。打ち方を初めとした技術だけにこだわるのではなく、広い視野で技術を磨いていきましょう。

まとめ

スポーツの技術に行き詰まったとき、どうしてもさらに上の技術を習得しようと躍起になりがちになります。しかし、技術のつまずきの原因は基本的な動作のクセに潜んでいるというのもよくある話。スカッシュ上級者のみなさんも今一度基本の打ち方を研究してみてはいかがでしょうか。