アイガードを着用する意義とは?
まずはアイガードを着用する意義について考えてみましょう。スカッシュをよく知らない方の中には、「テニスと似たスポーツならラケットとボールがあれば良いのでは?」とおっしゃる方も多いようです。
スカッシュはテニスと似たスポーツではありますが、相手選手に向かってボールを打つのではなく、壁に向かって打つスポーツです。壁にぶつかったボールは思いがけない跳ね返り方をすることがあるため、テニス以上に顔への衝突の危険があります。
そのため、テニスと違ってスカッシュはアイガードと呼ばれる道具で目を保護する必要があるのです。ルール上でも着用することが義務付けられています。
アイガードを販売している有名なブランドとは?
アイガードを販売している有名なブランドには、「Tecnifibre(テクニファイバー)」、「KARAKAL(カラカル)」、「SALMING(サルミング)」などがあります。どれも大型のショッピングサイトなどで購入が簡単であり、さまざまなデザインの物が販売されているようです。
製品を購入する際は、デザイン性で選ぶのも良しです。スカッシュではラケットやシューズだけでなく、今回紹介しているアイガードでも個性を表現することができますよ。
アイガードの相場は?
アイガードの購入にかかるお金は約5000円~になるでしょう。これは前項で紹介した3つのブランドでも同様です。だいたい5000円あれば質の良いアイガードを購入することができるのです。
もちろん、それよりも安い金額のアイガードも販売されていますが、スカッシュ協会から推奨されていないものだったり、やはり安いということで耐久性に不安があるものだったりします。
目はとても大事な部分ですから、少々お金がかかっても質の良いアイガードで保護することをおすすめします。
男性用と女性用で違いはある?
アイガードには製品ごとに大きさがあり、その大きさが男性用と女性(ジュニア)用の違いになります。男性用の方が少し大きめのアイガードになります。
もちろん、人によってフィットするアイガードは違いますから、無理に大きいものを着用したり、小さいものを着用したりする必要はありません。購入の際はきちんと自分に合ったものを吟味して買うようにしてください。
女性用であれば、男性用のものよりも赤みのある色合いのものが多いようです。個人の好みもあると思いますので、ぜひさまざまな製品を探してみてくださいね。
公式大会では協会認定の製品を使いましょう
日本での知名度はまだそれほど高くないためご存知ない方も多いかとは思うのですが、スカッシュは公式大会が世界規模で開催されています。その際に使うアイガードには「協会認定」のものがあり、認定されていないアイガードを着用しての大会出場に制限が設けられる場合があります。
この規定は年度を経るごとに変化があります。もし公式大会への出場を検討される方は、アイガード購入の際によくご確認の上で購入するようにしてください。よくわからなかったり、悩んだ際には、スポーツショップの店員さんに相談するのもひとつの手です。
まとめ
スカッシュではアイガードは必須の道具です。大切な目を保護するために必要ですし、プレーする時にも着用が求められます。
約5000円で十分質の高いものを購入することができます。
決して安易に安い製品を購入するのではなく、きちんと吟味してご自身に合ったものを選ぶようにしてくださいね。