スカッシュはこんなスポーツ
まずスカッシュは室内で行うインドアスポーツです。独特なコートでプレーをするのですが、四方を壁に囲まれ線が引かれた専用のコートで行います。テニスから派生して誕生したスポーツということもあり、使う道具やコートやルールにも似通った点が多くあります。
シングルス(1対1)のほか、ダブルスでのプレーもできるほか、硬式と軟式があり、こうした点もテニスと非常によく似ています。日本での普及率や認知度まだまだですが、実は40回を超える選手権も開催されています。
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まだまだ知らない方も多い「スカッシュ」。そののルールやその概要を解説していきます。 特に初心者の方にもわかりやすく紹介していきますので、「興味はあるけどまったく分からない」という方もぜひご覧ください。
まずスカッシュは室内で行うインドアスポーツです。独特なコートでプレーをするのですが、四方を壁に囲まれ線が引かれた専用のコートで行います。テニスから派生して誕生したスポーツということもあり、使う道具やコートやルールにも似通った点が多くあります。
シングルス(1対1)のほか、ダブルスでのプレーもできるほか、硬式と軟式があり、こうした点もテニスと非常によく似ています。日本での普及率や認知度まだまだですが、実は40回を超える選手権も開催されています。
スカッシュのルールはテニスと非常によく似ています。対戦する選手は壁を正面に横に並び、互いに決められたエリアから壁に向かってボールを打ちます。壁やコートにはテニスと同様にアウトになる部分とならない部分とがあり、ラリーを続けることが大前提になります。
そして2度バウンドしたり、壁にボールが当たらなかったりすることで得点が発生します。コートの大きさはテニスの4分の1ほどとされますが、運動量はその倍以上あり、かなりハードなスポーツであるとも言われています。
スカッシュの特徴の1つとして、「相手選手と対峙しない」といったことがあります。サッカーや野球、格闘技、そして親元であるテニスなどは、相手選手と向き合って(対峙して)プレーする場面がほとんどです。しかし、スカッシュが向き合うのは多くの場合「壁」です。
この点がスカッシュのユニークな特徴でもあり魅力の1つです。相手選手とボールだけで繋がっている緊張感、壁に込める自身の技術力と一打が勝負を決めるのです。
今までさまざまなスポーツをやってきたという方でも、スカッシュをプレーするとまた違った楽しさを感じることができるでしょう。
スカッシュに必要なものは、動きやすい服装、スカッシュラケット、ボール、アイガード、シューズが主になります。選ぶブランドにもよりますが、どれも約1万5000円~2万円ほどで揃えることが可能でしょう。
また、スカッシュをプレーするためのコートは、東京都や埼玉県、千葉県などの首都圏や、兵庫県や広島県、福岡県に多く見受けられます。
残念ながらまだ日本での普及が進んでいないため、使えるコートには限りがあります。ただ、年々認知はされてきていますので、今後増えていくことが予想されます。
スカッシュは、スポーツとしてはもちろんのこと、より気軽なエクササイズとしても人気になってきています。前述の通り多くの運動量を必要としますし、上半身と下半身双方の動きも重要になってきます。ボールを打ったり、追ったりと、常に動き続けなくてはならないので、自然と体をよく動かすことに繋がります。
また、新感覚のスポーツであるため楽しくプレーすることもでき、一部の方の間では非常に熱いスポーツとなっています。特に美と健康を意識する女性の間でも注目が高まっているようです。
スカッシュはテニスを源流に持つスポーツで、そのルールにも似通った点が多くあります。 ただ、細かなルールや使用するコートなどには違いがあり、新感覚のスポーツとして注目が高まっています。 近年ではエクササイズとしても人気を博すようになってきており、今後は日本でも普及率が高まっていくことが予想されます。