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ソフトボールにはどんな種類の変化球があるの?

2017 1/25 10:28
ソフトボール ピッチャー
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Photo by john j. klaiber jr / Shutterstock, Inc.

ソフトボールのピッチャーは、野球とは異なり、下投げでボールを投げる。ボールのサイズも大きく、投球距離も野球に比べて短い。そんなソフトボールでも変化球がある。野球とは少し違った変化球の種類、投げ方、変化球を使用している主な選手などを紹介する。新しい知識を身に着けて、試合に見に行こう!

チェンジアップ

ソフトボールの変化球の中でも比較的シンプルに投げられるのがチェンジアップだ。チェンジアップは、ストレートと同じフォームで投げるが、ストレートに対してスピードが遅いのが特徴である。
握り方は、ボールを鷲掴みにして握り、そのまま手のひらを押し出すように投げる。親指と小指で軽く握り、それ以外の3本の指は使わない。チェンジアップは、打者のタイミングを外す変化球なので多投は禁物である。打者に読まれると逆に打ち頃のボールとなってしまう。
チェンジアップを得意としている選手は、女子日本代表にも選ばれている山根佐由里投手だ!山根選手は、ストレートとチェンジアップを同じフォームで投げられるので、打者にとって見極めが非常に困難だ。

ライズボール

ライズボールは、打者の手元でボールが浮き上がる変化球だ。打者にとってはストレートに見えるが、ボールが浮き上がってくるのでボールの下を振ってしまい打ち損じたりしてしまう。野球にはない、ソフトボールを代表する変化球と言えるだろう。
握り方は、人差し指と中指で縫い目に沿って握り、親指はその下に添えるだけだ。リリースの際に手首がボールの下に来た瞬間に、ボールを下からすくい上げるようにスナップをかけることにより、バックスピンをかける。 打ちづらい変化球だが、手首負担がかかるので肘、手首を痛めることもあるので注意が必要だ。 元女子日本代表の女大魔神の異名を持つ高山樹里氏は、得意のライズボールを武器に五輪で三大会連続で活躍した。

ドロップ

ドロップは、野球のフォークに似ている変化球で打者の手前で下に沈み込む変化球である。 握り方は、ストレートと同様の握りで少し浅めに握りる。親指に力がかかると回転しづらくなるので、人差し指に近づけても良い。大事なのは投げ方で投げる時に親指をボールから離し、人差し指、中指、薬指を強く引っかける感じでリリースする。
下に落ちるボールなので、空振りや内野ゴロで打ち取りやすい変化球である。 野球でもフォークをパスボールする光景がよくみられるように、ドロップでも同じことが言える。投げる時は、キャッチャーとの意思の疎通が大事になる。
アテネ五輪で金メダルを獲得した女子米国代表のキャット・オスターマン選手が投げるドロップは、何と落差が15cmあると言われており、女子日本代表チームを苦しめた。

カーブ

カーブは、野球でもおなじみの変化球で、投手の利き腕とは反対に変化しながら沈む変化球である。ボールスピードが遅いので緩急をつけられ、打者のタイミングも外せる。 握り方は、ストレートの握りよりも指の間隔を広めに取り、人差し指を軽く曲げて縫い目にかける。中指との開きを大きくした方が回転がかかりやすい。
カーブは、ボールスピードが遅いほど曲がり、ストレートとの緩急がついて有効な武器となりますが、打者に読まれると打ち頃のボールとなってしまうので投げるタイミングが重要になってくる。

スライダー

野球でもおなじみのスライダーは、投手の利き腕と逆方向に変化し、カーブとの違いは球速が早めであることだ。右打者に対しては外に逃げる、左打者には内角をつける便利な変化球である。
握り方は、縫い目を利用する。中指をボール右側の縫い目の上へ、人差し指を左側の縫い目に立てかけ、親指は下側の縫い目にかける。人差し指と中指を大きめに開くと回転がかかりやすくなる。腕を内向きに回しながら、外側にねじって小指と薬指の間からボールを抜くようにしてリリースする。野球と違い投げれるようになるまでが難しいボールだが、打者に対して非常に有効な変化球だ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 ソフトボールにこれだけの変化球があるとご存知でしたか? 紹介した変化球以外にもシュートやムービングファストボールなどの変化球がある。MAX120km/hの速球を投げる女子日本代表のエース上野由岐子選手は、速球だけでなくシュートも含めた多彩な変化球を投げ、世界の強打者を抑えてきた。 ソフトボールの試合を見られた時は、選手が投げる変化球にも是非注目してみてほしい!

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