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岡崎の新天地マラガ、アンダルシアの古豪と無責任な王族オーナー

2019 8/20 06:00橘ナオヤ
マラガCF会長のアル・タニⒸゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

岡崎の新たな挑戦の舞台はアンダルシア

2019年7月30日、日本代表FW岡崎慎司がスペイン2部(セグンダ)のマラガCFに移籍した。この夏、クラブ史上初となるプレミアリーグ優勝を成し遂げたレスター・シティを退団していたため、移籍金はゼロ、契約期間は1年間での加入となった。

スペイン南部アンダルシア自治州、マラガ県の県都マラガに本拠地を構えるマラガCF。州都セビージャに次ぐ第2の都市でもあるマラガは、パブロ・ピカソの生誕地。アンダルシアにはセビージャやベティス、グラナダなど多くのクラブがあるが、マラガCFにとって最大のライバルはグラナダで、直接対決は東アンダルシアダービーと呼ばれている。

前身クラブであるMalaga Football Club(マラガCF)の創立が1904年のため、“アンダルシアの古豪“と称されるマラガCF。ホームスタジアムは30000人を収容できる「ラ・ロサレダ」だ。スタジアム名の「ロサレダ」はスペイン語で「バラ園」を意味し、1920年代にバラ園の中に建てられたことかが由来とされている。

亜熱帯に位置するため気候は高温少雨。夏は暑く湿気が少なく、12~2月の平均気温が17-18度と比較的冬も暖かいため、プレーしやすい環境だ。

1シーズンでプリメーラ復帰はならず、戦力補強もなく苦しい新シーズンか

セグンダでの戦いが11シーズンぶりとなった昨季、シーズンを通して昇格圏(1~2位)とプレーオフ圏内(3~6位)を争い続けたマラガCF。プレーオフにまわったものの、1回戦でデポルティーボ・ラ・コルーニャに敗れ、最終順位は3位となった。セグンダの中では上々の成績だが、1シーズンでプリメーラ復帰を目指していたクラブにとっては無念な結果に終わった。

リーグ2位タイの失点数(31失点)を支えたのがモロッコ代表GKのムニルだ。ヌマンシアから移籍した初年度ながら正GKの座を掴み、36試合30失点、1試合平均0.83点というリーグ4位の素晴らしい働きを見せた。

しかし、アシスト数リーグ5位のグスタボ・ブランコはレンタル期間が終了したため所属元のシャフタール・ドネツクに戻り、守備のレギュラーだったリッカはクラブ・ブルージュへ200万ユーロで移籍するなど、主力の離脱が続いている。レンタル先から復帰した選手たちを除くと、補強は岡崎のみ。

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