小野伸二がプレイしていた頃の観客動員数は?
日本のSUPER STARであった小野伸二選手がフェイエノールトでプレイしていたのが2001年から2005年までだ、サーカスプレーと揶揄された時期もあったが、間違いなくオランダでもその才能を発揮した。UEFAカップでの優勝も印象的だった。
そんな時期のエール・ディビジの観客動員数を見てみると、16000人前後を推移している。爆発的に増えることもなく減少することもない感じとなっている。
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若手選手の登竜門であり、日本人選手もプレイするオランダ エール・ディビジの観客動員数は、どの程度あるのか知りたいのでは?
そこで今回は、オランダ エール・ディビジの観客動員数について解説する。
日本のSUPER STARであった小野伸二選手がフェイエノールトでプレイしていたのが2001年から2005年までだ、サーカスプレーと揶揄された時期もあったが、間違いなくオランダでもその才能を発揮した。UEFAカップでの優勝も印象的だった。
そんな時期のエール・ディビジの観客動員数を見てみると、16000人前後を推移している。爆発的に増えることもなく減少することもない感じとなっている。
2006年シーズンを期に、観客動員数と言う面で見ると3000人近く上昇した。特に大きな改革などは行われているわけではないが、ドイツワールドカップが開催された影響もある。
ドイツワールドカップではベスト16止まりだったが、この時期にはまだ国内で多くの選手がプレイしていたのもあり、代表人気がそのままエール・ディビジ人気にリンクしているのは間違いない。この頃は多くのストライカーがいたのも大きかったのだろう。
その後2008年をトップとして平均20000人弱をキープしていく。エール・ディビジのチームは他の国よりスタジアムはコンパクトなものが多いのだが、その分だけ動員率としては非常に高いのだ。
多いところでは90%以上の動員率を誇っており、とにかく愛されているチームが多いのだ。おらが街のチーム!そんなイメージで、リピート率が非常に高く安定した興行収益も得ることができているのだ。スター選手の流出は止まらないが、それでも高い人気と言うのはすごい。
あのヨハン・クライフのイズムが息づくアヤックス・アムステルダムは、オランダでトップの人気となっている。2014-15シーズンでも51448名と脅威の数字を誇っている。ホームスタジアムのアムステルダム・アレナは53052人の収容能力を誇っているので、ほぼソールドアウトといった状態なのだ。
ここまで人気なのは、先に紹介したとおりクライフのサッカーが今でも根付いているからだろう。強いだけでなく魅力的なサッカーを続けているので、これだけのファンを獲得するのに成功しているのだ。
育成リーグの要素が強いエール・ディビジだので、人気的には若干低いのかなと考えてしまいがちだが、先に紹介したとおり動員率で言えばかなり高いところにある。
世界のサッカーリーグと比較してみると、7位前後を推移している。ヨーロッパの主要リーグの中ではやはり低い数字となっている。アメリカのメジャーリーグサッカーや中国スーパーリーグと肩を並べれいるが、人口比較をすれば如何に動員率が良いリーグというのが伺える。
小国オランダでありながらも、サッカー熱は高く気兼ねなくサッカーを観戦することができるのが魅力的だ。
ハーフナー・マイク選手が活躍している今、一度は見てみたいリーグだ。