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迷走続くマンチェスターUが5年で5度目の監督交代 真の継承者は見つかるのか

2018 12/27 15:00Takuya Nagata
オーレ・グンナー・スールシャール,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

モウリーニョが退任し、暫定監督にスールシャールが就任

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、ジョゼ・モウリーニョ監督の退任を受け、2018-19シーズン残りの約半年の暫定監督としてオーレ・グンナー・スールシャールの就任を発表した。

これで27年もの間、監督に君臨し、マンUを世界的なビッグクラブに育てたアレックス・ファーガソン勇退後の5年間で5人目の監督となる。来季の監督については人選を進めるが、結果次第ではスールシャール新監督の続投の可能性もある。

現実主義者モウリーニョ招聘は、ユナイテッド焦りの顕れ

2016年にジョゼ・モウリーニョが監督に招聘された際、後釜が見つからないユナイテッドの首脳陣には、焦りがあったのではないだろうか。ジョゼ・モウリーニョは、ピッチ内外の規律とリスク管理を徹底し、中堅のクラブを王者にする手腕に長けていた。そのためマンチェスター・ユナイテッドがついに結果主義に傾倒し、現実路線に走ったと思われた。

ジョゼ・モウリーニョが真のビッグクラブで大成したのはインテル・ミラノ時代のみだ。現実主義的な戦い方が浸透したイタリア・セリエAだから成し遂げたもので、スペインのレアル・マドリ―でも指揮を執ったが、勝って当然のチームをそれなりに勝たせても、監督の手腕を発揮したとは言い切れない。ポルトにチャンピオンズリーグとUEFAカップで優勝させる力があるのならば、レアル・マドリ―を毎年3冠にさせるくらいの力があっても、おかしくないはずだ。

モウリーニョはユナイテッドのクラブ首脳陣と連携がうまくいかず選手補強できなかった際に、自身を「マネージャー(全権監督)ではなくヘッドコーチだ。」と皮肉を言っていた。ファーガソン全権監督退任後、迷走を続けているため、ライバルのマンチェスター・シティのようにディレクター・オブ・フットボール(強化部長)が必要だという意見もある。

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