実際にエール・ディビジでスポンサーをするのは効果があるの?
正直言って、少しリーグの格としては落ちるエール・ディビジだが、スポンサーとして魅力的なリーグといえるのだろうか?レピュコムというウェブサイトの調査によると、スポンサー料が残念ながら減少しているのが実情だ。
具体的には、-3%のマイナス成長となっている。大きな現象ではないものの、ヨーロッパの主要なリーグは軒並みスポンサー料がアップしている中で、スペインに継いでマイナスである点は見逃せない。あまり気にする必要はないのかもしれないが、決して安泰とはいえないのだ。
アヤックスのスポンサーといえば?
さて、ここからは有力チームのスポンサーについて紹介していく。まずは、アヤックス・アムステルダムだ。多くの若手選手の登竜門となっているチームだが、現時点ではケーブルテレビ企業であるZiggoがスポンサーに付いている。
2019年までの契約となっていて、年間11億円程度のスポンサー料が収入として入ってくる。やはりメガクラブと比較すると収入は少ないわけだが、それでもアヤックスには有力なスポンサーがつくイメージがある。
PSVアイントホーフェンのスポンサーといえば?
PSVアイントホーフェンの現時点でのスポンサーといえば、何と言ってもフィリップスだ。オランダの大企業ということもあるし、スタジアムにも革新的なテクノロジーを数々と導入して、チームの強化に寄与している。
PSV=フィリップスというのが当たり前な印象があったのだが、実は2016/17シーズンから新たなスポンサーとしてEnergiedirect.nlというエネルギー関連企業がスポンサーに新たに就任することが明らかになっている。何と34年間もスポンサーが変わっていなかったので、かなりの衝撃的な事件と言える。
フェイエノールトのスポンサーは?
小野伸二や宮市亮がプレイしていて、日本人にも馴染み深いチームであるフェイエノールトだが、胸スポンサーはドイツのOPELとなっている。意外といえば意外だが、名門らしく大手企業のスポンサーをゲットしているわけだ。
実は、PSVアイントホーフェンと同じく今シーズンのスポンサー変更が示唆されていたが、OPELが継続してスポンサードすることが明らかになっている。アヤックスとPSVに差をつけられつつ中で、非常に大きなトピックスと言える。
フィテッセのスポンサーは?
太田宏介選手が大活躍中のフィテッセだが、胸スポンサーはTruphoneという企業が務めている。ぱっと聞くとどんな企業なの?と疑問に思ってしまうが、日本で言うドコモと言った存在の企業だ。
LINEのように無料で通話できるアプリを引っさげて、多くのユーザーを確保している企業でもある。本業でもある程度の業績を残していることもあり、サッカーチームへのスポンサーも可能なのだ。そのため、フィテッセは多くの選手を獲得している。
まとめ
PSVのフィリップス撤退はかなりの衝撃的なニュースだったが、基本的には安定してスポンサーを獲得している印象だ。
大きな発展はないだろうが、若手の登竜門というスタイルは間違いなく継続していくことだろう。