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限定で代表カムバックのルーニーは完全復帰を。生きる伝説を終わらせないで

2018 11/10 15:00Takuya Nagata
ルーニー,Ⓒゲッティイメージズ
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総合力・史上最高のオールラウンダー。代表が必要とする時が必ず来る

この際、そのまま代表に完全復帰を果たしてもいいのではないだろうか。イングランドでは、育成が実を結び、ハリー・ケインやマーカス・ラッシュフォードら、多くの若手選手が育っていることは確かだが、大舞台では必ず経験豊富なベテランの力が必要になる。その候補に、ルーニーをおいて他に誰がいるだろうか。

ルーニーは、サッカー史上最高のフットボーラーと呼ばれる可能性がある、数少ない選手である。他国を見れば、フランス代表キリアン・エムバペ(19)の様に、FWとしてルーニーと同等のポテンシャルを持った選手はいるだろう。しかし、フットボーラーとして、ルーニーの総合力を評価した時、それに太刀打ちできる選手を探してもまず見当たらない。

FWだと思われているルーニーだが、得点という目に見える形で活躍してくれるから、前線で起用されているだけであって、中盤に下がっても超一流のプレーが可能。実戦で観ることはまずないが、DFを含め、全てのプレミアリーグのポジションで、レギュラークラスの実力を発揮する能力がある。選手として非の打ち所がない。

実際、ルーニーの総合力が見事に発揮されたのが、8月のオーランド・シティ戦。2-2で迎えたロスタイムだった。コーナーキックのシーンで、D.C.がゴールキーパーを含めて全員攻撃をした際、逆にカウンターを受け、無人のゴールにシュートを撃たれるかと思いきや、ルーニーが長い距離を走り、自陣に戻ってスライディングタックル。危機を救うと、そのまま前線にロングフィードを行い、勝ち越し弾をアシストした。試合を読む力、ミスをすれば終わりの場面で、必殺スライディングタックルでしっかりボールを奪取する度胸と守備力、そしてアシスト。得点力以外の力が改めて証明された。

ルーニーの能力を示す他の例には、プレミアリーグのシーズン最速、時速35キロメートルのスピード記録がある。更にユース時代には、ボクシングも並行して行い、相当の実力だったと言われ、WBA世界スーパーライト級王者のプロボクサー、リッキー・ハットンにも腕相撲で勝ったこともある腕力がある。完全無欠のアスリートだ。

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