「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

2018年ワールドカップロシア大会 グループHポーランド代表選手を紹介

2018 3/14 18:29跳ねる柑橘
ロベルト・レヴァンドフスキ
このエントリーをはてなブックマークに追加

ポーランドはグループH唯一のFIFAランクTOP10

2018年6月、いよいよワールドカップロシア大会が開幕する。日本はグループステージでコロンビア、セネガル、ポーランドと同じグループHに入った。

他のグループと比べると実力差が小さいとされるが、選手層、実績とも優位なコロンビアとポーランドが勝ち抜け候補とする予想が多い。とくにポッド1から入ったポーランドはグループHで唯一FIFAランクTOP10に入る強豪国。そんなポーランドの注目選手を紹介しよう。

ポーランドってこんな国

ポーランドは、ドイツの東側に位置する東ヨーロッパの国で、ショパンやシマノフスキなど偉大な音楽家の出身国として有名だ。サッカー選手では、やはりバイエルン・ミュンヘンのエース ロベルト・レヴァンドフスキの知名度が抜群だろう。

日本代表との対戦は2002年の日韓大会の直前に行われた強化試合が最後で、以来16年も顔を合わせていないため、国としての印象はあまり強くないかもしれない。だが、ワールドカップ出場はロシア大会で8回目、最高成績も3位を二度経験しているなど、グループHでは最も世界を経験している国だ。

エースだけじゃない!全ポジションにハイレベルな選手が揃う

エースストライカーのレヴァンドフスキは、ワールドクラスの選手だ。2018年ロシア大会のヨーロッパ予選では、歴代最多となる16得点をあげ、母国を8度目のワールドカップに導いた。

しかし、ポーランドの注目選手は彼だけではない。中盤には攻撃のタクトを振るトップ下のジェリンスキ(ナポリ)、攻守でチームを支えるボランチのクリホヴィアク(WBA)、守備陣には固い守りと正確なロングフィードを持つCBグリク(モナコ)と、各ポジションに優れた選手を揃えている。

またGK大国でもあり、シュチェスニー(ユヴェントス)とファビアンスキ(スウォンジー)という名GKが名を連ねる。FIFAランク7位(組合わせ抽選時)の順位は伊達ではない。

フォワード:レヴァンドフスキだけじゃない驚異の攻撃力

ポジションごとに見ていくと、フォワードにはなんといってもレヴァンドフスキがいる。クラブでは、2017-18シーズンリーグ戦23節を終えた段階で20得点、その前2シーズン連続で30得点を決めている。実にポーランド代表歴代最多得点記録の持ち主でもある。長身でいて足元の技術も確か、高い得点能力はロシア大会でも注目したい。

その他、ミリク(ナポリ)やウィンガーのグロシツキ(ハル・シティ)の存在もあなどれない。ミリクはレヴァンドフスキ2世との呼び声もある選手で、ポストプレーから得点もアシストもできる器用な選手だ。左サイドを主戦場とするグロシツキは、中央の選手と連携して縦に崩すプレーを得意とする。日本は、サイドバックとセンターでこの連携を崩さないと、大量失点を喫する恐れもある。

センターラインとサイド、どちらも盤石な中盤

中盤で見逃せないのは、ナポリ所属のジェリンスキだ。CFミリクとは、代表やクラブのチームメイトなうえ、年代も同じということもあって見事な連携プレーで相手チームを翻弄する。

ボランチのクリホヴィアク、FWレヴァンドフスキ、そしてCBグリクとともにポーランド代表チームの軸となる強力なセンターラインを形成している。このセンターラインを基本とするポーランドだが、サイドにもベテランのブワシュチコフスキ(ヴォルフスブルク)を筆頭に手強い選手が揃っている。

ブワシュチコフスキはドルトムント時代の香川真司と同僚で、抜群のコンビネーションで得点機を量産していた。代表でも巧みなドリブルで、サイドを駆け上がりクロスを供給する。

守備陣は強力な個の力を誇る選手が揃う

守備陣ではCBのグリクとパズダン(レギア・ワルシャワ)、SBピシュチェク(ドルトムント)に注目だ。グリクはキックの精度に定評のある選手で正確なロングフィードは、拮抗した試合展開を打開するための強力な武器となる。

パズダンは国内リーグの経験しかないが、果敢な守備が持ち味。EURO2016のドイツ戦では世界最強クラスの攻撃陣を抑え込み、マン・オブ・ザ・マッチを受賞している。

このドローの結果、ポーランドは史上初のEURO決勝トーナメント進出を果たした。ピシュチェクは右サイドバックを主戦場としており、ブワシュチコフスキらとともにサイドを切り裂いてくるだろう。

ゴールキーパー:GK大国ポーランドの贅沢な2枚看板

ポーランドは、今も昔もGK大国と言われている。セルティック(スコットランド)で、中村俊輔と同僚だったボルツや、リヴァプールで活躍し、レアル・マドリーにも所属したドゥデクら多くのGKを輩出してきた。

現在は、シュチェスニーとファビアンスキという世界トップクラスのGKを2枚揃えている。シュチェスニーが所属するユヴェントスには、大黒柱GKブッフォンがいるが、彼のもとで多くを学びながら少しずつ出場機会を増やしているようだ。

一方のファビアンスキはスウォンジーの正守護神を務めており、どちらがゴールマウスに立っても高いセービング能力で相手攻撃陣に立ちはだかるだろう。

強敵だがオーソドックスなサッカーは対策しやすいか

各ポジションの選手を見てきたが、レギュラークラスの選手は総じて高いレベルが揃っており、ほぼ弱点が見当たらない。センターラインを軸にサイドへの展開、ロングフィードでの打開など戦術も多様だ。

トリッキーな南米や爆発的な身体能力を武器とするアフリカの国々と比べると、オーソドックスなサッカーをする。そのため、レヴァンドフスキという例外を除けば、比較的対策を練りやすい相手と言えそうだ。

またセンターラインが攻守とも強固な反面、サイドは攻撃力が脅威だが守備に課題を残す。ロシア大会のヨーロッパ予選で0-4の大敗を喫したデンマーク戦では、何度もサイドを崩されてピンチを迎えていた。もしかすると、乾や原口といった選手がドリブルで切り裂いて得点機を演出するというシーンが見られるかもしれない。

関連記事

おすすめの記事