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バルセロナとレアル・マドリードが選手とサポーターにもたらす畏れ

2018 3/9 15:38dai06
バルセロナ
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一夜城ではないバルセロナとレアル、金とサッカー

選手がバルセロナとレアルに移籍する時、そこには多くの金が動く。それをポンと払えるのがこの2クラブの凄いところだが、こうした資金力はブランド力が積み上げてきたものでもある。これらすべてを含めて彼らの強さなのだ。

その一方で、彼らの他にも「金満クラブ」と呼ばれるクラブは増えてきた。国内外を問わず多くの資産家・富豪・王族らの協力を得て、クラブの運営に多額の金銭を投じる。それが良いか悪いかは別として、現在のサッカー界はサッカーに関係ない部分、つまり外野からの影響力が計り知れなくなっている。そのおかげでバルセロナとレアルに対抗する資金力を持つクラブも増えている。

それでもバルセロナとレアルは”一夜城”ではない。いくら金を積もうが動かない選手はとにかく動かない。自分を必要とするクラブがバルセロナやレアルであれば喜んでいくが、それ以外のクラブであれば交渉の席に着かない選手もいるのだ。彼らが、求めるのは金ではなく名誉なのだろう。

バルセロナorレアル?愛する選手がいなくなることへの覚悟

バルセロナとレアル以外のクラブを応援すると決めた時、私達には覚悟しなくてはならないことがある。それは「いつか自分(クラブ)にとってのアイドルがいなくなるという可能性がある」ということだ。つい数ヶ月前まで自分達のクラブを「ここにいられて幸せだ」、「僕の心はいつもここにある」と語っていた選手が、気付いた時にはバルセロナやレアルへの憧れを口にし、移籍すると言って聞かなくなることがある。

そんな選手を前にした時、サポーターは心の何処かでそれを「仕方ない」と思うこともあるのではないか。もちろん、自分が応援しているクラブを最も愛していることに疑いの余地はない。だが、選手の気持ちに立ち返った時、バルセロナやレアルに行きたいと思う気持ちがわかる自分もいる。それは選手がこの2クラブに憧れを抱くように、サポーターも心の片隅でこの2クラブに対する”畏れ”にも似た何かを感じ取ることがあるためだ。 自らが応援する好きなクラブの好きな選手が、バルセロナやレアルに移籍してしまう可能性は、いつでもそこかしこに転がっている……。

それでもこうした事情をわかった上で、サポーターとなったからには自分の応援するクラブに所属する選手に精一杯の愛情を注ぐのが真のサポーターというものだろう。

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