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【熱いゴール】2018年のワールドカップで観られない最高の選手!FW編

2017 12/1 12:49dai06
アリエン・ロッベン選手
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まだまだ第一線のドリブラー!オランダ代表アリエン・ロッベン

オランダ代表としてプレーしてきたアリエン・ロッベンは、オランダ代表のヨーロッパ予選敗退が決まったのと同時に代表引退を発表。2018年のワールドカップはおろか、今後の代表戦でも彼を観られる可能性はほぼ消滅してしまった。

30代を超えてもなおキレのあるドリブルは、国際舞台でもまだまだ通用するはずだっただけに、オランダ代表の敗退と彼の代表引退を嘆く声は大きい。オランダ代表は2010年のワールドカップでは、ロッベンら黄金時代と呼ばれた陣容でスペイン代表とギリギリまで優勝を争ったが、その時代も終わりを迎えつつある。

EURO2016の奇跡はもうない?ウェールズ代表ギャレス・ベイル

歴代のウェールズ代表のなかでも、屈指のポテンシャルを持つ選手がギャレス・ベイルだ。EURO2016では同国のエースとしてチームを牽引し、プレーでも大活躍。ウェールズ史上初のグループステージ突破の立役者となった。

所属するレアル・マドリードCFでは負傷もあり、満足のいく結果を出せていないが、代表での活躍に疑いの余地はないだろう。ただ、ワールドカップとなると、ウェールズ代表はヨーロッパ予選を勝ち抜くことができず、彼の姿を観ることは叶わない。
スプリントの優れる彼の走りは、観る者を引きつける力を持つ。今後のワールドカップで彼のプレーが観られることに期待したい。

ガボン代表ピエール=エメリク・オーバメヤン

ピエール=エメリク・オーバメヤンはガボン代表、そしてブンデスリーガを代表するストライカーとしてプレーしている。そのスピードと得点感覚は誰もが認めるところで、今後数年間は彼の走り続ける姿を観ることができそうだ。

しかしそれはクラブにおけるプレーのみで、おそらくガボン代表としてワールドカップに出場するのはかなり難しいことが予想される。ワールドカップを含めたその他の国際大会でも満足いく結果を残しておらず、オーバメヤンだけの活躍だけで出場を決めるのはかなり厳しい。
一国を代表する選手でありながら、ワールドカップに出場できない悲劇的な選手のうちの1人だ。

揺れに揺れるキャリア!チリ代表アレクシス・サンチェス

チリ代表には何人かの有力な選手を有してはいるものの、2018年のワールドカップに出場することは叶わなかった。予選では勝数と負数が8で同数。試合内容からしても予選突破を決められるものでなかったことは確かだ。

そんなチリ代表にはアレクシス・サンチェスがいる。彼のキレのあるカットインをワールドカップで観られないのは非常に惜しい。代表ではワールドカップ出場を逃し、クラブではアーセナルFCとの契約延長交渉がまとまらないサンチェス。
選手としてピークを迎えている彼のキャリアは大いに揺れている。今彼の胸のうちにはどんな感情が去来しているのだろうか。

パワー系FW!ボスニア・ヘルツェゴビナ代表エディン・ジェコ

恵まれた体躯から繰り出されるヘディング、ボレーシュートが持ち味のエディン・ジェコ。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表でプレーする彼も2018年のワールドカップで観ることはできない。
同国の最多得点記録保持者でもある彼は、キャプテンも務めておりボスニア・ヘルツェゴビナを代表する存在だ。

クラブではブンデスリーガとセリエA双方で得点王に輝いており、その得点力はヨーロッパでも屈指。ワールドカップに出場できていたならば、多くの諸外国を恐怖させられる存在であっただろう。
1986年生まれの彼は、4年後には30代半ばを超えている。現時点での彼の活躍を鑑みれば、「4年後こそ、もしかしたら……」と考えるのは、私だけではないだろう。ぜひともボスニア・ヘルツェゴビナ代表として輝いていてもらいたい。

流浪の天才!ステヴァン・ヨヴェティッチ

ステヴァン・ヨヴェティッチは、マンチェスター・シティFC、インテルナツィオナーレ・ミラノ、セビージャFCなどの名門クラブを渡り歩き、2017-18シーズンからはASモナコでプレーしている。
10代の頃から多くのクラブのスカウトの注目を集めたが、度重なる負傷もあり、継続した活躍はまだ披露できていない。

それでもモンテネグロ代表として人気のある選手で、得点を量産し続けている。モンテネグロ代表というと、ワールドカップで観るのはやはり難しい国だが、対戦相手に一泡吹かせるだけの可能性は秘めている。
その1発を生み出す選手が、ステヴァン・ヨヴェティッチであり続けることを願いたい。