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【時代が変わる?】サッカーで注目すべきル新ール事情とは?

2017 10/13 10:05dai06
サッカー
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マタ提案!給与の1%を慈善団体に寄付

ルールとは少し違うのだが、2017年8月に素晴らしいニュースがあった。それは、スペイン代表でマンチェスター・ユナイテッドFCに所属するファン・マヌエル・マタ選手(以下、敬称略)の、「給与の1%を慈善団体に寄付しよう」という提案だ。

1%というとわずかな割合のように思うかもしれないが、マタ自身の年俸は2017年時点で約10億円であるから、その1%ということは約1000万円が寄付されることになる。これだけの金額を寄付するのは、多くの人々にとってとても難しい。

マタはインドのムンバイに訪れた際に貧困を目の当たりにし、実際に慈善団体に寄付をしている。
「小さな動きかもしれないが、シェアしていくことで世界を変えることができるんだ。僕はこの活動を率先していくつもりだけれど、1人にはなりたくない」とコメント。
1人1人が協力することの重要性を説いた。また今後の目標としては、「サッカーという産業そのものから、1%の寄付を求めたい」としている。

近年のサッカー選手は大金を稼ぐようになった。10億円プレーヤーもざらになり、なかには副業や兼業を含めて50億円以上もの金額を稼ぐ選手もいる。
寄付というものは1人1人の心持ちこそが大事だが、やはり彼らほど経済力のある選手が協力することで、支援は活性化するだろう。

幸いなことに、マタの提案以前から個人的に寄付をしている選手、支援が必要な地域に実際に赴きサッカーを教えるような選手もいる。だが、今回のマタの提案を機に、より一層この支援の輪が広がっていくことを願ってやまない。

サッカー界のグローバル化とホームグロウンの考え方

サッカー界では多額の金銭が動き、選手の動きも活発になってきた。国や地域を問わず、選手たちは様々な国のリーグで戦うようになった。
特にこの流れは欧州のクラブで顕著だ。ボスマン判決により、EU圏内のクラブ、国籍の選手たちは自由に行き来するようになった。そのため自国の選手メインでスタメンが構成されないクラブも多い。
資金力の豊富なビッグクラブでは、特にこの流れが顕著だ。資金力を武器に国外から多くの有望な選手を連れてきてスタメンとして起用するため、ピッチを眺めても外国人選手ばかりということがある。

FIFAはこの流れを「自国の選手が育たない」と懸念。「ホームグロウン枠(HG枠)」の重要性を説き、「6+5ルール」というスタメンに自国の選手を6人以上出場させるというルールの導入なども検討してきた。
しかしこの措置は、前述したようなビッグクラブにとっては痛手となる上、就労の自由にも反するといったことなどから反発を買い、根本的な解決には至っていない。

各クラブは自国の選手を獲得することにやぶさかではないのだが、全力を注いでいるとも言い難いのが現状だ。

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