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【ワンダーボーイ】アレクシス・サンチェス少年が見つけた光

2017 10/13 10:05dai06
アレクシス・サンチェス選手
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ネイマールに振り回されるバルセロナとサンチェス

2013年夏にネイマール選手(以下、敬称略)がバルセロナに加入。前評判の優れていたネイマールの加入は、多くのバルセロナサポーターの歓喜した。選手起用においても彼は重宝されるようになり、結果を出し続ける。かつてバルセロナに所属した同胞のロナウジーニョ選手同様に、鮮やかなドリブルスキルと攻撃センスを披露しスタメンに定着する。

サンチェスは再びポジション争いを強いられるようになり、ネイマールとも激しい火花を散らした。結果的にこの勝負はネイマールに軍配が上がり、サンチェスは2014年夏にアーセナルFC(以下、アーセナル)に移籍することになる。

なお、このネイマールと2014年夏に加入したルイス・スアレス選手も高いクオリティを発揮し、MSNを形成する。MSNの攻撃は誰にも止めることができないほど高い評価を受けるが、このさなかでペドロがポジションを奪われる。結果的に彼はチェルシーFCへと移籍せざるを得なくなった。

世界でも屈指のクラブであるバルセロナが、攻撃陣を刷新し続けるのは当然のことだ。しかし、サンチェスにしてもペドロにしても、他のクラブからすれば喉から手が出るほど欲しい選手だ。彼らがバルセロナで残した結果は決して悪いものではなかった。ただMSNのクオリティがそれよりも上をいっていたのだ。

しかし、2017年夏にネイマールを失ったバルセロナは後釜探しに苦労することになる。移籍市場で多くの大物を取り逃がし、サポーターからの批判を招いた。ネイマールで得たものも大きかったが、ネイマールで失ったものもまた大きかったようだ。なんと皮肉なことだろうか。

プレミアリーグにも適応!ヴェンゲルのファーストチョイスに

アーセナルFCに加入したサンチェスは、すんなりとスタメンに定着した。バルセロナでしのぎを削った彼であれば、スタメン定着は間違いないようなものだが、プレミアリーグに適応するとなると話は別だ。激しいフィジカルコンタクトとスピーディーな試合展開についていけない選手は大勢いる。

しかし、サンチェスはどのリーグでも結果を残してきた選手だ。軸のぶれないドリブルスキルは、プレミアリーグにも通用し、大柄なDFと対峙しても物怖じせず向かっていく。ヴェンゲル監督(以下、敬称略)のファーストチョイスとして名実ともにチームにフィットした。

ヴェンゲルが率いるアーセナルは、このサンチェスと前年に加入したメスト・エジル選手(以下、敬称略)らで、改革の時を迎えていた。遠ざかっているリーグタイトルを狙うべく走り始めていたはずだった。

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