「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【2016-17プレミアリーグ優勝】チェルシーFCを分析!

2017 8/3 12:07dada
chelsea
このエントリーをはてなブックマークに追加

圧倒的な強さで優勝したチェルシー

2016-17シーズン、プレミアリーグを制覇したのは、チェルシーFC(以下、チェルシー)だった。2シーズン振りのタイトル獲得だ。
最終的な勝ち点は93、勝利数は30、引き分けは3、敗れたのはたったの5で、随所で勝負強さを見せつけた。勝利数30はクラブの新記録となっている。
前の2015-16シーズンは10位と沈んでいただけに、ここまでの巻き返しには誰もが驚愕した。他の名門クラブ同様に、一度転落したまま長い間上位には返り咲かないのではとも思われていた。
モウリーニョ監督(以下、敬称略)の下で疲弊し切っていた彼らの姿はもうそこにはない。紛れもない王者としての威厳がシーズンを通して漂っていた。この優勝は不思議なことではない。

名将戦国時代!コンテの導入した3バック

このシーズンで新監督となったのがアントニオ・コンテ監督(以下、敬称略)だ。彼はユヴェントスFC(以下、ユヴェントス)、イタリア代表の監督を経て、チェルシーに招かれた。時を同じくしてマンチェスター・シティFC(以下、シティ)にはグアルディオラ監督(以下、敬称略)が、マンチェスター・ユナイテッドFC(以下、ユナイテッド)にはモウリーニョが、リヴァプールFC(以下、リヴァプール)にはクロップ監督(以下、敬称略)がやってきていた。
プレミアリーグには他にも多くの名将が揃っており、監督たちの戦国時代の様相を呈していた。 どの監督も機知に富み、プレミアの強豪クラブを優勝に導く素質を十分に持っている。ここから頭一つ抜け出すのは非常に難しいことだった。
チェルシー就任当初のコンテは、前シーズンのチェルシーのシステムである4-2-3-1を踏襲した。ただ、このシステムは上手く機能せず、9月末時点でチェルシーは7位。あっという間にコンテの解任説が取り沙汰されるようになった。
ただ、コンテのチャレンジはここからだった。彼は解任説を受け吹っ切れたのか、自身がユヴェントスやイタリア代表監督時代に愛用していた3バックシステムを採用。自分のサッカーを始めた。
3-4-3の陣形は攻撃時には、両翼(WB)が駆け上がり3-2-5と言っても良いような形をとる。そして守備時にはこの両翼が深く自陣まで下がり、5-2-3のような形をとり素晴らしい守りを披露した。
彼の3バックシステムが功を奏したチェルシーは、第7節から第20節まで13連勝を挙げ、一気に優勝候補に躍り出た。前述のシティやユナイテッド、リヴァプールらの成績が伸び悩むなか、彼のチェルシーだけが自身のサッカーを軌道に乗せ勝利を積み上げていった。

おすすめの記事