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【世界最高峰】リオネル・メッシVSクリスティアーノ・ロナウドを解説

2017 6/30 12:56dada
クリスティアーノ・ロナウド
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クラブの象徴はメッシに軍配?

クラブの象徴としての働きには、やはりメッシに軍配が上がるだろう。 メッシはユース時代からバルセロナに所属しており、プロデビューしてからもバルセロナ一筋だ。バルセロナの生き証人とも言うべき選手で、替えがきかない。 特にバルセロナはカンテラ出身の選手たちが減少傾向にあり、その点からもメッシのような選手は特異な存在で、チームの柱であり続けるだろう。
ロナウドはマドリードを代表するFWではあるものの、いくつかのユース、クラブを転々としている。マドリード以前には、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドFCに在籍しており、ここで才能を一気に開花させている。
これまでに何度か復帰説も囁かれており、今後どうなるかはわからない。特にマドリードのサポーターとの関係はいまひとつで、あまり仲は良くない。
なかにはロナウドをエゴイスト呼ばわりし、「金に変えてチームを作り直すべき」といった声があるのも事実である。

代表での活躍は文句なしのロナウド?

2人を代表での活躍の点から比べてみると、文句なしでロナウドに軍配が上がるだろう。代表のキャプテンとしての影響力は絶大で、試合に出場すれば必然的に結果を出す。
特に印象的なのは、2016年にフランスで行われたEUROでの活躍だ。 ロナウドは12年前のEURO2004決勝では、ギリシャに敗れ大泣きした。そこから12年。選手としても人としても一回りも二回りも成長したロナウドは、キャプテンとしてEURO2016に参加し得点を挙げ続けた。
しかし、決勝戦のフランス戦では前半早々に負傷退場。この時の悔しそうなロナウドの顔は多くのサッカーファンをくぎ付けにした。 退場後のロナウドはピッチサイドでチームを鼓舞。監督と同じ位置からチームに檄を飛ばし続け、見事ポルトガルは優勝を経験した。この時のロナウドの涙は心からの嬉し涙だった。
対するメッシは、アルゼンチン代表での結果に恵まれていない。同国の代表は選手と連盟との関係、国民との関係性が上手くいっておらず、選手は皆疲弊している。メッシ自身も代表引退を示唆するほどで、2016年にその関係は一気に冷え切った。
ロナウドよりも2歳ほど若いメッシは、まだまだ代表での経験に恵まれるかもしれない。しかし、アルゼンチン代表が、この先ビッグマッチをものにできるか、問われれば微妙だ。世界のあちこちで活躍する名選手をいくら集めても、代表戦になると途端に機能しなくなる。メッシの代表での辛い時間は、今後も続くのではないだろうか。

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