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不遇のストライカーが掴み取る栄光!アルバロ・モラタ

2017 6/28 09:44dada
alvaro morata
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転売される可能性もあった有望株、ベンゼマとの比較

そもそもモラタ選手がユヴェントスからマドリーに復帰した時点では、そのまま倍以上の金額で放出されるとみられていました。これはいわゆる「転売」であり、売却先にはチェルシーが有力視されていました。
モラタ選手自身が地元であるマドリーでのプレーを希望していたこともあり、結果的に転売されることにはなりませんでしたが、その後の扱いは前述した通りです。 マドリーで出場機会を得ることはできず、再びチェルシーへの移籍が取り沙汰されるようになりました。
なお、カリム・ベンゼマ選手には2015年にスキャンダルが報じられていたこともあり、モラタ選手がその位置を取って代わる可能性もあったのですが、結局モラタ選手の活路は開けませんでした。
ベンゼマ選手は正確なコースを突くシュートを得意としていますが、モラタ選手は内側から湧き出るような機を見る抜け出しやゴールへの嗅覚に優れている選手です。ストライカーとしてのタイプはかなり違った二人でした。

チェルシーがこれほどまでにモラタを欲する理由

チェルシーはモラタ選手へのアクションをかなり以前からとり続けています。これには、チェルシーのストライカー、ジエゴ・コスタ選手の不安定さが絡んでいます。
コスタ選手は貪欲にゴールを狙っていく生粋の点取り屋ですが、プレーには気迫というよりはむしろ、『粗さ』と『荒さ』という二つの不安定な要素をはらむようになりました。試合中に相手選手と小競り合いになることは日常茶飯事で、サポーターは毎度やきもきする状況が続いています。
また、コスタ選手に対する相次ぐ中国クラブからの関心、留まることを知らない彼の古巣アトレティコへの愛情、などコスタ選手は精神面で揺れており、プレー上での不安定さに表れているようです。2016-17シーズンを快走するチェルシーにおいても、シーズン終盤になるにつれパフォーマンスが低下しています。
これまでにもチェルシーはストライカー探しに苦労させられてきましたが、それはコスタ選手がやって来てからも変わらないようです。モラタ選手は、チェルシーを率いるコンテ監督について「僕以上に僕のことを知っている」といったコメントを残すなど、心中、移籍もやぶさかではないかもしれません。

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