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【2017-18】プレミアリーグで移籍の噂があるDFを分析

2017 6/28 18:44dada
Alberto Moreno
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出典 mooinblack

お払い箱になる天才?ルーク・ショウ

ルーク・ショウ選手は、優秀な若手選手を育てることで有名なサウサンプトンFC(以下、サウサンプトン)の出身だ。生まれは1995年とまだ若いが、サウサンプトンでプロになったのは2012-13シーズンのことだ。

10代だった彼はそのシーズンに公式戦28試合に出場し、「イングランドの天才」として担ぎ上げられた。スピードがあり、攻守で自分がどう動くべきかを的確に察知できるのが彼の持ち味だ。

2014-15シーズン、多くのクラブから関心が寄せられるなか、移籍することになったのがマンチェスター・ユナイテッドFC(以下、ユナイテッド)だ。しかし、移籍後は故障による離脱が相次ぎ、2015-16シーズン開幕直後には、複合骨折によりシーズンを諦めることを余儀なくされた。試合映像には彼の痛ましい骨折の瞬間が捉えられ、多くの人々が彼を慰めた。

2016-17シーズンは戦線への復帰が可能となっているが、プレーをモウリーニョ監督に名指しで批判されるなど出場機会も恵まれていない。
彼を取り巻く環境は順風満帆と言えるようなものではない。結果的に彼が以前からファンだと語っていたチェルシーFC(以下、チェルシー)への移籍や、トッテナム・ホットスパーFC(以下、トッテナム)が獲得に乗り出すと噂されている。 貴重なイングランドの国内選手だけに、彼の獲得と復活を願うクラブは多いはずだ。

本職なのに難しい?アルベルト・モレノ

リヴァプールFC(以下、リヴァプール)に所属するアルベルト・モレノ選手は、同僚のジェームズ・ミルナー選手に控えに追いやられている。
ミルナ―選手はユーティリティー性の高い選手で、本来なら中盤の高い位置でプレーするMFだ。元はマンチェスター・シティFC(以下、シティ)に所属していたこともあったが、中盤の後ろかSBでの起用を嫌がり、リヴァプールに移籍した。

結果的に移籍先のリヴァプールでもSBを務めているが、これはモレノ選手の守備の拙さをクロップ監督が危険視しているからだ。攻撃面ではスピードと速いクロスをあげられるモレノ選手だが、守備となると安易に抜かれるなど献身性の低いプレーが目立つ。
クロップ監督は「ゲーゲンプレス(攻守の切り替えを重んじ、果敢にボールを奪いにいく戦術)」を志向しているため、モレノ選手に満足がいかない。対するミルナ―選手は望まないポジションでの起用であっても、豊富な運動量を武器によく走る。

2017-18シーズン夏の移籍では、ACミラン(以下、ミラン)と、インテルナツィオナーレ・ミラノ(以下、インテル)がモレノ選手獲得に動くとされている。特にミランは中国資本が流入することから、多額の資金を背景に移籍の実現度も高いのではないだろうか。

フィットするのは彼だけ?!エクトル・ベジェリン

アーセナルFC(以下、アーセナル)に所属するエクトル・ベジェリン選手は、古巣であるFCバルセロナ(以下、バルセロナ)への復帰が有力視されている。バルセロナの右SBは、セルジ・ロベルト選手というMFが務めており、ここにベジェリン選手をフィットさせたい考えだ。セルジ・ロベルト選手以前には、ダニエウ・アウヴェス選手が優れたスピードを武器にサイドを快走していた。

彼がバルセロナの攻撃を牽引していた側面も強く、MSNに頼りがちな攻撃を、アウヴェス選手と同じようにベジェリン選手が担ってくれることを期待している。

アーセナルはアーセン・ヴェンゲル監督の去就が不透明であることや、メジャーなタイトル獲得が遠のいていることもあり、ベジェリン選手がステップアップを求めて古巣復帰する可能性は高いだろう。

獲得には約50億円以上必要とされているが、まだまだ若いベジェリン選手であれば、バルセロナは思い切って大金を積むはずだ。アーセナルにも欠かせない同選手の去就は、二つのクラブのサポーターがハラハラと見守っている。

白い巨人の控えはもったいない?マルコス・アロンソ

白い巨人ことレアル・マドリードCF(以下、マドリー)から熱い視線を向けられているのが、チェルシーに所属するマルコス・アロンソ選手だ。

アロンソ選手は2016-17シーズンにチェルシーに加入したばかりであるが、左サイドでアザール選手と巧みな連携を続けている。後顧の憂いがなくなったアザール選手は、2015-16シーズンの不調が嘘のように活躍している。

また、アロンソ選手は得点感覚にも優れており、アザール選手がつくりだしたスペースに入り込んでゴールを決めたり、FKでの直接ゴールも決められる。32節のAFCボーンマス戦でも見事にFKを決め、チームの欠かせない存在になっている。

チェルシーでの輝かしいこの働きをマドリーはウォッチし続けており、マルセロ選手の控えとして欲している。マルセロ選手の控えには、ファビオ・コエントラン選手がいるが、彼のクオリティには満足していないようだ。チェルシーは徹底抗戦の構えをみせるはずだが、アロンソ選手がスペイン、しかもマドリード出身ということもあり、獲得に自信をのぞかせている。

マドリーでのプレーは誰もが憧れるものだが、さすがに控えに甘んじるのはもったいない気がする。今後のマドリーの動向に注視しよう。

ずば抜けたバネの力!フィルジル・ファン・ダイク

サウサンプトンに所属するフィルジル・ファン・ダイク選手は、優れた跳躍力とフィジカルの強さでプレミアリーグを席巻している。 同じチームには吉田麻也選手が所属しているが、吉田選手の出場機会を奪っているのがファン・ダイク選手だ。これは吉田選手が劣っているのではなく、ファン・ダイク選手のポテンシャルが凄過ぎるというのが実際のところだ。

シティ、チェルシーが彼の獲得を狙っており、莫大な資金を投じると噂されている。シティはヴァンサン・コンパニ選手の後継者探しを、チェルシーはここ数シーズン有力なCBの獲得を逃している。両クラブにはファン・ダイク選手獲得にあたっての明確なヴィジョンがあり、大金さえ積めば中堅クラブのサウサンプトンはNOとは言えないだろう。

ファン・ダイク選手が退団することになれば、吉田選手の未来も拓けそうな気がする。ただ、クラブが低迷する危険性をはらんでいることも事実。彼を取り巻く周囲の状況に目が離せない。

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