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【2017年】リーガ・エスパニョーラの注目選手を徹底解説!

2017 5/17 09:55dada
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灯台下暗し!ルーカス・バスケス

レアル・マドリードCF(以下、マドリー)の両翼には、クリスティアーノ・ロナウド選手とギャレス・ベイル選手という世界最高峰の選手がいます。
彼らの控えには、これまでヘセ・ロドリゲス選手やディ・マリア選手らがいましたが、いずれも退団。彼らの牙城を崩すことは極めて難しいことであり、常にスタメン争いか控えに甘んじる覚悟をしなくてはなりません。 ディ・マリア選手はマドリーでも出番を獲得はしていたものの、世界随一の名門クラブとしての重圧や過密日程に「疲れた」とコメントを残しています。
そんな両翼で地道な活躍を続けているのが、ルーカス・バスケス選手です。バスケス選手はマドリーのユース出身ですが、前述の選手たちに阻まれ出場機会を得られず、レンタル移籍やBチームなどでの経験を積んできました。
2016-17シーズンには、負傷離脱したベイル選手の穴を埋め、豊富な運動量で攻守に貢献しています。左翼のクリスティアーノ・ロナウド選手は守備のタスクを負いませんが、バスケス選手はその真逆。見えないところでいつも走り、献身的な姿勢を貫いています。スター選手ひしめくマドリーのプレーは、バスケス選手のような裏方がいることで支えられています。

壁を破るにはあと一歩!アルバロ・モラタ

マドリーのアルバロ・モラタ選手は、かつてユヴェントスFC(以下、ユヴェントス)に放出され、その後の功績を買われてマドリーへの買い戻された選手です。ユヴェントスではスピード感のあるドリブルに加え、思い切ったシュートで得点を量産していました。
しかし、マドリー復帰後は調子に乗ることができず、ベンゼマ選手の控えに甘んじています。2016-17シーズン開幕前には多くクラブから関心が寄せられていましたが、古巣への復帰を望んだモラタ選手。名門マドリーでの定位置を確保するには、あと一歩踏み込みたいところですが、出場機会が与えられないなら再度の移籍もあり得るでしょう。彼を欲しがるクラブは今も多いです。

MSNの控えに甘んじる天才、パコ・アルカセル

FCバルセロナ(以下、バルセロナ)では、メッシ選手、スアレス選手、ネイマール選手からなるMSNが絶対的な存在となっています。スタメンにこの三人が揃うのは当たり前のことであり、これまでの多くのタイトルも彼らの創造性溢れるプレーの数々から生まれています。
アレクシス・サンチェス選手やペドロ・ロドリゲス選手らはMSNを前に退団を決め、2016-17シーズンの夏の移籍では期待のムニル選手を買い取りオプション付きで放出。控えのストライカーの確保が急務となりました。
そこにはまったのが、ムニル選手の放出先となったバレンシアCFのパコ・アルカセル選手でした。 アルカセル選手は味方からのパスに合わせることがとても上手い選手で、チャンスを逃すことのない選手です。 ただ、バルセロナ加入以降は単発的な出場機会しか与えられず、初得点は22節まで待たなくてはなりませんでした。
やはり、MSNに次ぐ第4のFWのポジションには大きな重圧がかかりますし、少しの機会で大きな結果を残さなくてはならないというタスクは大き過ぎます。おそらく今後もバルセロナは第4のFWを探し続けることになるでしょう。 アルカセル選手には移籍の噂がたっていますから……。

古巣復帰のアイドル!フェルナンド・トーレス

リヴァプールFCで大ブレイクし、チェルシーFCでは不発に終わった貴公子。フェルナンド・トーレス選手は、いくつかのクラブを放浪しながら、ついにアトレティコ・マドリード(以下、アトレティコ)に復帰しました。
アトレティコとはユース時代の付き合いであり、ファルカオ選手やアグエロ選手らと同じく、同クラブが輩出した偉大なストライカーの1人に数えられています。
キーパーとの1対1にめっぽう強く大量に得点を挙げてきたトーレス選手は、チェルシーFC加入以降は得点感覚を失うも、ポストプレーの上手い選手へと成長しました。行く先々でクラブのアイドルとして大いに愛されています。
2016-17シーズンの3月に行われたデポルティーボ戦では、相手選手と衝突しピッチに崩れ落ちます。一時は意識不明となりサポーターも選手も騒然としましたが、チームメイトの応急処置で意識を回復。命に別状はなく、SNS等で心配してくれたことへの感謝の気持ちを述べました。
彼のキャリアの終わりは確実に近付いていますが、多くの人に支えられ愛されてきた選手ですから、引退後のキャリアにも期待したいところです。それまではできるだけ長く、クラブのアイドルとしてピッチで活躍してもらいたいですね。

忘れられた10番、アレン・ハリロヴィッチ

バルセロナにはアレン・ハリロヴィッチという将来を嘱望された逸材がいました。彼は10番としてのクオリティを持っていた選手で、細かで美しいドリブルスキルにショートパス精度も高く、創造性に溢れていました。バルセロナのティキ・タカの哲学に合致するとされ、メッシ2世とまで期待されていました。
しかし、バルセロナのトップチームではスタメンに定着できず、若さを理由に様々なクラブへ武者修行に出されます。2016-17シーズンにはドイツのハンブルガーSVへと移籍しますが、このクラブの警備員からは「見たことが無い顔だな、ちょっと待て」と呼び止められる始末。そのまま出場機会を得ることができず、冬の移籍でUD・ラス・パルマス(以下ラス・パルマス)へとレンタル移籍に出されます。
ラス・パルマスでは、マドリーやパリ・サンジェルマンFCで不遇の時を過ごしたヘセ・ロドリゲス選手と同僚になります。宿敵だったはずの両者はラス・パルマスで同じ目標に向かって歩むこととなりました。
他にはケビン・プリンス・ボアテング選手らも在籍しているだけに、ラス・パルマスが掲げる目標も大きくなってきています。1部残留は確実視されていますから、1部へ定着できるだけの土壌づくりと選手の育成に期待したいところです。

空中戦の王者!アリツ・アドゥリス

アスレティック・ビルバオ(以下、ビルバオ)というクラブはとても稀有な存在です。クラブに所属する選手は基本的に「バスク地方出身」というくくりとなっており、サポーターにはとてもなじみ深い地元出身の選手たちで構成されています。
そんな選手のうち圧倒的な存在感を放っているのが、アリツ・アドゥリス選手です。1981年生まれのアドゥリス選手はすでにベテランの域に達しています。空中戦においては敵なしで、これまでに多くのゴールをヘディングシュートで産んできました。2015-16シーズンにキャリアベストとなるシーズン20得点を達成。まだまだ現役であることを証明し、クラブのアイドルとして活躍しています。
2016年11月3日はELで単独5得点、愛娘の誕生、スペイン代表復帰などたて続けに嬉しいニュースを連発。一躍時の人となりました。あと1,2シーズンはピッチに立つ彼を観ていたいものです。

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