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絶対的王子とASローマ、二人三脚はいつの日も

2017 5/17 09:55dada
Roma soccer
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歴史が息づくクラブASローマ

ASローマ(以下、ローマ)は、1927年にイタリアのローマを本拠地とする3つのクラブが合併し誕生しました。 クラブのエンブレムに描かれた狼と子どもは、古代ローマ建国神話に登場するロムルスとレムス双子兄弟の逸話がモチーフとなっています。古代ローマを建国した彼らは、幼い頃に狼の母乳で育ったとされています。
2016-17シーズンのホームユニフォームには、クラブカラーの暗めの赤が使用されており、ボーダーラインがあしらわれています。このボーダーラインをよく観察すると左胸から右の腰にかけて斜めの線が入っていることを確認できます。これは帝政ローマの遊び場であったコロッセオの崩れた部分の外観がモチーフとなっているようです。
大勢の観光客で賑わうローマには今も歴史が息づいており、クラブもその歴史とともにあります。サポーターはクラブを愛することに誇りを持っており、「ロマニスタ」と呼ばれています。

黄金時代と宿敵ユヴェントスFC

ローマの黄金時代は1979-80シーズンから始まります。正確なパスとドリブル、ミドルシュートを持ち味とした彼はサポーターたちに「8代目のローマ王」とまで崇められました。
イタリアの国内カップであるコッパ・イタリアを1979-81シーズンで連覇。1982-83シーズンには国内タイトル(スクテッド)を獲得します。 その後もタイトル獲得に近付きますが、宿敵ユヴェントスFC(以下、ユヴェントス)が立ちはだかりタイトル獲得を奪われる出来事が続いています。なかでも、「暗黒の日曜日」と呼ばれる試合は有名です。
サポーターはユヴェントスに対する嫌悪感が強く、かつての「カルチョスキャンダル(カルチョポリ)」もあり、「ユヴェントスは審判を買収しているのではないか」といった声がよく挙がります。また、クラブのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ選手も、「ユヴェントスはいつも審判から優遇されている」といったコメントも残しています。
これらの疑惑には確実な裏が取れているわけではありません。しかし、ユヴェントスはそんな噂が起こるほど圧倒的に強く、セリエAの頂点に君臨し続けています。ローマの選手やサポーターが、ユヴェントスを憎む気持ちがわからないでもありません。

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