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プレミアリーグ加入以来、最高のシーズンを送っている吉田麻也


ロンドンオリンピックでの活躍によりプレミアリーグ移籍

現在5シーズン目を迎えた吉田麻也選手が、イングランドで評価を高めている。
名古屋グランパスの下部組織出身で、名古屋グランパス時代に日本代表デビュー、その後オランダのVVVフェンロで活躍していた吉田選手がイングランドプレミアリーグのサウサンプトンに移籍したのは2012年8月だった。
その2012年にオーバーエイジとして参加したロンドンオリンピックでキャプテンとしてチームを牽引、チームを4位に導いた活躍を認められてのオファーだった。
サウサンプトン加入後は、移籍初年度となった2012-2013シーズンにポジションを確保しリーグ戦32試合に出場したものの、翌2013-2014シーズンは大きく出番を減らすことになる。2014年3月には左膝の負傷で、長期離脱を余儀なくされる厳しいシーズンとなる。
負傷から復帰した2014-2015シーズンは、出番が増すもののサイドバックとしての起用も多く、2015年にオランダ代表のフィジル・ファン・ダイク選手がチームに加入すると、ファン・ダイク選手がクラブMVPに選ばれる大活躍をみせ、センターバックとしての出番が減っていった。

今シーズンもセンターバックの3番手としてスタート

迎えた2016-2017シーズンのチーム内の立ち位置は、ポルトガル代表のジョゼ・フォンテ選手、オランダ代表のファン・ダイク選手に次ぐセンターバック3番手としてスタート。シーズン序盤のプレミアリーグでの先発は、昨年同様に数えるほどでしかなかった。
しかし、今シーズンのサウサンプトンUEFAヨーロッパリーグ出場によりクラブは、リーグカップと合わせてシーズン序盤から3日置きに試合が行われるというハードスケジュールとなった。これでプレミアリーグではコンスタントに試合に出場し、ヨーロッパリーグとリーグカップでは全試合に先発出場することとなった。
コンスタントな試合出場という環境が吉田選手のコンディションを向上させ、ヨーロッパリーグとリーグカップでは好調なパフォーマンスを披露することとなった。
2016年シーズンではロナルド・クーマン元監督のもと、シーズン中に迎えた過密日程の中でも吉田選手がベンチに座る形でメンバーが固定されていた。だが、2017年シーズン就任したクロード・ピュエル監督のもとサウサンプトンの強固な守備を築き上げ、フォンテ選手、ファン・ダイク選手と吉田選手を指し「優秀なCBが3人いるのは幸運」との評価をうけるまでになっている。

コンスタントに試合に出場することで見せる5シーズン目の成長

ピュエル監督に高い評価を受けるまでになったのは、コンディションの向上によりこれまでの4シーズンで得た経験を体現できるようになったからでもある。 吉田選手は、これまでに比べて1対1の局面でより力強い守備で相手FWをつぶし、また空中戦でも高いヘディングで跳ね返すことが可能になった。さらにカバーリングのスピードも早くなっている。
これらはいずれもディフェンダーとしては基本的なプレーで、吉田選手もこれまで十分対応していた部分ではあるが、日本代表でも近代的なセンターバックと言われた吉田選手にとって特にに評価されていた点ではなかった。
しかしヨーロッパのビッグリーグの中で、このベーシックな部分が特に好まれ求められるイングランドにとっては、最も重要なポイントでもある。
これまでの経験からイングランドでは、ベーシックな部分がより求められると理解した吉田選手は、それを身に着けようと努力してきた。それがコンスタントに試合に出場できるようになったことで、更に発揮できるようになったのだろう。
またこのベーシックな部分の成長がプレーに余裕を生むことで、本来の武器である高いフィード力を発揮することにもつながり、リーグカップ準々決勝アーセナル戦では鮮やかなロングフィードからゴールを演出している。

2017年に入りプレミアリーグでも先発出場を続けることに

確かな成長を感じさせた2016-2017シーズン序盤の吉田選手。ヨーロッパリーグでは残念ながら敗退が決まったが、年末年始にかけてのイングランド特有の過密日程を迎える直前の17節、サウサンプトンは昨シーズンまで固定されていたセンターバックのフォンテ選手をベンチに回し吉田選手を先発起用した。翌節は再びベンチに戻ることになるが、19節からはプレミアリーグでも先発フル出場を続ける事となる。
その直接的な要因となったのは、シーズン開幕前にも話題となっていたフォンテ選手の移籍。この冬の移籍期間でフォンテ選手は、ウエストハムへ移籍が決定したことでセンターバックのレギュラーポジションを掴む事となった。これも、そもそも吉田選手がシーズン前半に充実したプレーを見せていたからだ。もしシーズン前半のプレーがなければ、クラブはフォンテ選手にかわる新たなセンターバックの獲得に動いていただろう。がだ、その必要が無いと判断したのだ。
そしてさらに、その立場が形になって表れたのが1月18日に行われたFAカップの3回戦だった。同じ2012年に加入した選手もいる中、この試合でキャプテンを務めた吉田選手は「在籍年数が長いから」と謙遜していたが、これはピュエル監督の信頼の現れといえるだろう。

プレミアリーグのセンターバックとしての立場を決める大切な2017年

特に2017年にはいってからの吉田選手のプレーは安定しており、メディアからはクリーンシート王との評価も得るほどだ。
チームの中心的存在であるファン・ダイク選手とのコンビはもちろん、ファン・ダイク選手が怪我で離脱してからは若いジャック・スティーブンスとのコンビでもリーダーシップを発揮し安定感を見せた。その結果、リーグカップで劣勢が予想された準決勝でリバプールにクリーンシートで勝利し、実に38年ぶりとなる決勝に進出、聖地ウェンブリースタジアムのピッチに立ったのだ。
確かな成長を感じさせる今シーズン。センターバックのレギュラーポジションを掴んだ2017年の残り後半戦は、今後の吉田選手にとって最も重要な半年間となるだろう。
ここでこれまで同様に集中力を持ってプレーすることができれば、来季以降もプレミアリーグのセンターバックとしてチーム内はもちろん、対戦相手からも認められる存在になるはずだ。 そして現在の吉田選手のプレーはその可能性を十分感じさせるものでもある。

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