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アイントラハト・フランクフルトの2016-2017シーズンを解説

2017 1/25 10:28
サッカー
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Photo by Shahjehan / Shutterstock, Inc.

アイントラハト・フランクフルトは、ドイツのフランクフルトにおける総合スポーツクラブとして知られていますが、サッカークラブはその中心であり象徴的な存在です。 本稿では、そんなフランクフルトの今シーズンの展望を見ていきます。

アイントラハト・フランクフルトって?

アイントラハト・フランクフルトは、1899年に誕生した歴史のあるクラブです。 これまでには、日本代表FWとして活躍した高原直泰選手が2ケタ得点を挙げたクラブとして知られています。
1部と2部を行き来している印象があるクラブですが、今後の目標としては現在所属しているブンデスリーガ1部リーグにおいて4位以内に入り、ヨーロッパサッカー最高のカップ戦であるUEFAチャンピオンズリーグ出場を目指していくことになるでしょう。

ニコ・コヴァチ監督の積極的な采配が話題に

現在、フランクフルトの監督を務めているニコ・コヴァチ氏は、これまでに強豪バイエルン・ミュンヘンの監督を務めるなど、豊富な実績を持つ指導者として知られています。
一方で、現在のフランクフルトの監督としては後述のように思い切った采配を行っていることでも知られており、現在はそれが大きな注目を集めています。
フランクフルトが今後の躍進を遂げるためには、ニコ・コヴァチ監督の力は非常に大きなものになってくるでしょう。

効率的なプレーが好成績に

現在のフランクフルトは、去年までの残留争いが嘘のように、チャンピオンズリーグ出場権を射程圏にとらえる6位という位置につけています。
コヴァチ監督が効率的で守備に関しても誰も手を抜くことがないスタイルのサッカーを標榜し、選手がしっかりと実践していることが、この成績につながっていると考えられます。
まだ試合を半分も消化していないので、これからについては不透明な要素も多いですが、ファンの方は最低でもヨーロッパリーグ出場権を求めることになりそうです。

コンバートで絶賛されている長谷部誠選手

日本のファンにとって現在のフランクフルトの関心事といえば、何といってもポジションをコンバートされて活躍している長谷部誠選手でしょう。
長谷部選手はこれまで守備的MFであるボランチを長らく務めていましたが、コヴァチ監督の思い切ったコンバートにより、DFであるリベロを任されることになったのです。
それ以降の長谷部選手は、連日ドイツ紙に絶賛される活躍を見せており、フランクフルトの躍進における中心となっています。新たな境地を見せた長谷部選手に今後も注目です。

移籍市場では安定したFWがほしい

現在守備陣を中心に躍進している印象があるフランクフルトだけに、冬の移籍市場ではしっかりと得点を挙げてくれるFWを獲得することが戦力的に一番プラスになってくるでしょう。
効率的なフォーメーションだけあって、決定機が少なくなることもあるので、得点力のあるFWは喉から手が出るほど欲しいといったところでしょうか。
他のクラブも積極的に補強することが予想されるだけに、フランクフルトも適材適所の補強が期待されるでしょう。

まとめ

フランクフルトはまだ優勝したことはありませんが、将来的にはブンデスリーガを制することができるようなクラブに成長することが期待されています。 現在順位を伸ばしている今シーズンが、大きく躍進するチャンスと言えるでしょう。