インテルとは
イタリアサッカーのトップディヴィジョンで、唯一降格経験のないチームがインテルです。
ホームスタジアムはスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで、チームカラーは青と黒(ネラッズーロ)。愛称もチームカラーと同じネラッズーロです。
インテリが本拠地を置く、ミラノにはACミランもあり、ダービマッチの「ミラノダービー」はイタリアサッカー界屈指のダービーとなっています。
ステファノ・ピオリ監督が、2016-2017シーズンより指揮をとっています。
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イタリア、ミラノに本拠地を置き互いにしのぎを削る名門チームがACミランと、インテルです。 今回は、海外サッカーファンの方に向けて、インテルの2016-2017シーズンの動向をご紹介します。
イタリアサッカーのトップディヴィジョンで、唯一降格経験のないチームがインテルです。
ホームスタジアムはスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで、チームカラーは青と黒(ネラッズーロ)。愛称もチームカラーと同じネラッズーロです。
インテリが本拠地を置く、ミラノにはACミランもあり、ダービマッチの「ミラノダービー」はイタリアサッカー界屈指のダービーとなっています。
ステファノ・ピオリ監督が、2016-2017シーズンより指揮をとっています。
2005-2006シーズンから、セリエA5連覇という偉業を達成したチームがインテルです。
しかし、それを最後にリーグ優勝から遠のき、ここ数年ではUEFAチャンピオンズリーグにも出場できていないのが現状です。
また、経済面でも厳しい状況が続いたため、2015-2016シーズン終了後に中国家電大手グループに株式を売却し、中国人オーナーが誕生したのです。
決して良いと言える状況ではない近年のインテルですが、注目すべき主力選手がいます。
インテルのゴールマウスを守る、絶対的な存在がサミール・バンダノヴィッチ選手です。
入団は2012年で、当時の絶対的な守護神、ジュリオ・セザール選手から背番号1を譲り受け、そこから、インテルのディフェンスリーダーとして圧倒的な存在感を放ち続け現在に至ります。
196cmという長身を生かしたハイボールの処理が持ち味。また、長身でありながら俊敏性も兼ねそろえています。更に特筆すべきプレイがPKストップです。ドイツ代表のノイアーをも凌ぐ阻止率で、PKストップでも世界屈指の強さが魅力です。
バンダノヴィッチ選手がディフェンスリーダーであれば、オフェンスのリーダー的存在がマウロ・イカルディ選手です。
2014-2015シーズンには、21歳という若さながらも、セリエA得点王のタイトル獲得経験があります。
しかし、やや気性が荒い選手としても知られ、サポーターと小競り合いとなることも。この事が災いとしてか、母国のアルゼンチン代表には選出経験がありません。
それでも、その得点能力は抜群で、インテルのオフェンスになくてはならない存在です。
日本代表の主力でもあり、インテルの両翼を支える選手が長友佑都選手です。
2011年にインテルに加入しており、現在のメンバーの中でも古株で、最故参の選手となっています。
長友選手は、過去にマイコン選手、キヴ選手など世界的な選手とレギュラーの座を争い出場機会をもぎ取ってきました。
近年でも、毎シーズンサイドバックは補強され、その都度ポジション争いが勃発しますが、その度に監督の信頼を得ています。
2016-2017シーズンも、満足な出場機会に恵まれているとは言えませんが、持ち前の運動量を生かしてアピールしてほしいものです。
今回はインテルについてご紹介しました。 2015-2016シーズンには、4位となり惜しくもチャンピオンズリーグの出場権を逃してしまいました。2016-2017シーズンは、チャンピオンズリーグ出場権の3位が一つの目標といえるでしょう。長友選手のレギュラー奪回にも注目です。