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【マンチェスター・ユナイテッド】2016-2017のシーズン解説

2017 1/25 10:28
マンチェスターユナイテッド
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Photo by Vlad1988 / Shutterstock, Inc.

「サー」アレックス・ファーガソン監督の衝撃的退任から早や3年。 それはマンチェスター・ユナイテッドにとって、まさに混迷の3年間となりました。 赤い悪魔の迷走は2016-2017シーズンで歓喜に変わるのか?近年の歴史とともに解説します。

ファーガソン監督がマンチェスター・ユナイテッドに残した功績

アレックス・ファーガソン監督は1986年の就任以降、実に27年間の長きにわたってマンチェスター・ユナイテッドを率いた名監督です。
ウェールズ訛りに赤い鼻、怒りを爆発させる様子がたびたびメディアに取り上げられ、「鬼軍曹」のような扱いを受けていましたが、サッカーにかける情熱やひたむきさ、ストレートな言動を支持したファンは世界中に存在します。
ファーガソン監督の理念は「成功の第一歩は若手の育成」というもの。その公言通り、高額な選手補強は控えめに、ライアン・ギグス選手、ポール・スコールズ選手、ガリーとフィルのネヴィル兄弟、デビッド・ベッカム選手といった若手を超一流選手に育て上げました。
何よりも規律を重んじ、日頃から全力を尽くすことと献身的な姿勢を求め、チームが一丸となるよう努めました。それはリーグやカップ戦などの戦績にも劣らない重大な功績と言えるでしょう。

世界中が驚愕した退任劇、迷走を始めるユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッドで前人未踏の記録を築き上げてきたアレックス・ファーガソン監督は、2012-13シーズンのプレミアリーグを制覇した後、チームからの退任と監督業引退を発表。世界中がこのニュースに驚愕します。ただ、人生の大半をサッカーに捧げ、誰にも負けない情熱でユナイテッドを常勝チームに育てたファーガソン監督もこの年で72歳。健康面を危惧する声もたびたび聞かれていました。
後任には、エバートンで長らく指揮を執っていたデイビッド・モイーズ監督が就任。しかしこの招聘には懐疑的な目を向けるファンも多く、モイーズ監督は就任初日からファーガソン監督との比較が運命付けられます。これがユナイテッド迷走の始まりです。

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