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ヘディングの上手い現役サッカー選手5人

2016 11/10 19:16
サッカー
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Photo by Natursports/Shutterstock.com

ヘディングの上手い選手にスポットを当てたいと思う。ゴールを決める場面、自陣ゴール前でのピンチを防ぐ場面で必要になる技術だが、ヘディングの名手とされる現役選手たちを紹介する。

【ヘディングの名手 1】ファン・ペルシー(ベシクタシュ)

英プレミアリーグのアーセナルで9シーズンにわたって活躍した、オランダ代表ストライカーだ。2004年にオランダを後にし、アーセナルへと移籍。しばらくはケガに泣くことが多く、半年近く戦線離脱するケースもしばしば。ゆえにチームにフィットせず、「無駄な買い物」と呼ばれたこともあった。
10代を過ごしたオランダ時代はサイドを主戦場としていたが、ヴェンゲル監督のもと徐々にセンターFWへと変化を遂げていく。当たり負けしないフィジカルを作り上げ、バネを生かした高い打点のヘディングは気がつけば大きな武器となっていった。
世界中の記憶に残るのは、2014年ワールドカップのスペイン戦でのヘディングゴール。ペナルティエリア手前から渾身のジャンプ、タイミングと力の伝え方まで完璧な状態でボールを捉えると、スペイン代表GKカシージャスの頭上をあっさりと抜き、世界中のサッカーファンの度肝を抜いた。

【ヘディングの名手 2】ガレス・ベイル(レアルマドリード)

ウェールズ代表でも活躍するガレス・ベイル。ドリブル・シュート・フリーキック、いずれもハイクオリティにこなす選手だ。ヘディングゴールも同じく高水準。昨シーズンのリーグ戦におけるヘディングゴール数は9ゴール、ヘディングに限って言えば、リーガ・エスパニョーラのトップスコアラーなのだ。
シーズン合計19ゴールなので、ヘディングゴール数は50%近く。自らもサイドを主戦場にしているが、中央に流れてゴール前でボールを受けるというチーム戦術が、ヘディングゴール量産のきっかけとなった。

【ヘディングの名手 3】岡崎慎司(レスター)

昨季、慣れ親しんだドイツ・ブンデスリーガの舞台を離れ、プレミアリーグのレスターに移籍した日本代表FW。移籍後最初のシーズンながら、ラニエリ監督に率いられたチームはまさかの優勝を達成し、岡崎自身も海外移籍後初のタイトルを獲得した。過去に在籍したどのチームでも持ち前のハードワークと、泥臭くゴールに迫る執念は監督に気に入られてきた岡崎。Jリーグ時代は、体ごと押し込むようなダイビングヘッドでのゴールを幾度となく決めてきた。
しかし、ブンデスリーガやプレミアリーグではどうしても体格で劣ってしまうのは否めないところ。自分より大きなプレーヤーと戦いながらも結果を出すべく、裏への抜け出しやこぼれ球への反応といった能力を強化中。ストライカーとしてさらなる進化を目指している。

【ヘディングの名手 4】ディエゴ・ゴディン(Aマドリード)

アトレティコ・マドリードでセンターバックを務めるウルグアイ代表プレーヤー。シメオネ監督とその右腕のブルゴスコーチが仕込むセットプレーにおいて、ゴディンはキッカーにとってファーストチョイスであり、チームにとって最大の得点源となっている。
ガビやコケといった優れたキッカーが揃う中、プレッシャーを受けながらも、確実に額にボールを当ててくる技術はなかなかのもの。味方がマークをひきつけてくれることもあり、数多くのヘディングゴールを決めてきた。
ベストゴールは、14-15シーズンのリーグ戦最終節。「アウェイで対戦したバルセロナから、自らの頭で決めたゴールが人生の最高のゴールだった」とのこと。30歳を迎えますます円熟味を増すゴディン。今後の活躍にも期待したいところだ。

【ヘディングの名手 5】マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)

クロアチア代表のセンターフォワード。現在はイタリア・セリエAのユヴェトスに所属している。一般的に彼のような長身アタッカーはポストプレーと打点の高いヘディングを期待されているが、時には最終ラインまで下がって守備に加わることを厭わない、ハードワークを信条とするプレーヤーだ。
スペースを見つけて裏に飛び出すプレーも得意だが、空中戦もお手のもの。言わずもがな打点の高いヘディングは、ユヴェントスのポストプレーにおけるファーストオプションとなっている。上背はありながらも空中戦を嫌がるセンターフォワードもいる中で、彼は元来の「真面目さ」ゆえに必ず飛んで、ボールを確保しようと全力を尽くす。中央で競ってよし、サイドに流れてよし、守備意識もよし。とチーム戦術によっては重宝されるタイプの選手だ。

まとめ

相手の攻撃を跳ね返すため、自分のチームの攻撃の第一陣となるため、ゴールネットを揺らすため、とヘディングにもいろいろな役割がある。本稿で紹介した5人のヘディング、試合観戦中にぜひ注目してほしい。

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