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鹿島アントラーズの優勝の軌跡や優勝パレード・報告会まとめ

2016 10/3 15:52
サッカー
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鹿島アントラーズファンの方へ。 応援するチームのこれまでの軌跡を知りたいと思いませんか?
今回は、鹿島アントラーズのこれまでの優勝の軌跡や優勝パレード・報告会に関してご紹介します。

初代Jリーグ王者は鹿島!鹿島町は「サッカーの町」として一躍全国区に

Jリーグが開幕した1993年以来、8回の優勝歴を誇る鹿島アントラーズ。初めての優勝を飾ったのは、Jリーグ元年の1993年。アントラーズにとって開幕戦となった名古屋グランパス戦では、ジーコのハットトリックやアルシンドの2得点などで5対0の大勝。その勢いのままJリーグ初代王者に輝きました。
これにより、本拠地である茨城県鹿島町は「サッカーの町」として一躍全国区となり、当初懸念されていた観客動員数も順調に伸び、むしろチケット入手困難なスタジアムとして認知されるようになりました。

2度目の優勝は最終節までもつれる展開に

クラブ史上2度目の優勝となったのは、前年までの2ステージ制を廃止して、ホーム&アウェイ方式の2回戦総当りが導入された1996年シーズン。元ブラジル代表トリオが目覚ましい活躍を遂げた横浜マリノス(現在の横浜F・マリノス)がリーグ序盤の8連勝で首位に立つも、その後失速。
アントラーズは、当時ルーキーだった柳沢敦の活躍により首位に躍り出ました。この2チームを追うのがベンゲル監督率いる名古屋グランパス。最終的に、この3チームは21勝9敗と同成績。PK戦による負けの数の差で、ぎりぎりアントラーズが逃げ切って優勝しました。

3年連続優勝の快挙!常勝軍団鹿島、ここにあり

1996年の優勝に続き、1997年のファーストステージ、1998年のセカンドステージで優勝。Jリーグ元年の優勝を皮切りに、常に上位に君臨するアントラーズの強さを見せつける結果となりました。そして1998年には、ファーストステージの覇者、ジュビロ磐田を破ってチーム史上初となる年間総合優勝に輝きました。
この年、アントラーズからはDF相馬直樹、秋田豊、FW柳沢敦の3選手がベストイレブンに選出されています。

2000年&2001年と、またもや2年連続でステージ優勝

上位常連の鹿島アンアトラーズがまたもや快挙を達成。1999年のシーズンこそファーストステージ、セカンドステージ共に優勝を逃しているものの、翌年の2000年にはしっかり立て直しを図り、セカンドステージで見事優勝。そして2001年もセカンドステージで優勝しています。
しかも、両年とも年間総合優勝に輝いただけでなく、2000年はセカンドステージ優勝に加え、ナビスコカップと天皇杯を制し、Jリーグが発足してから初となる3冠を達成しています。

10冠達成を記念して、茨城県警とのコラボ優勝パレード・報告会を実施

2001年以降、Jリーグの優勝から遠のいている鹿島アントラーズでしたが、2007年、2008年、2009年と3年連続で優勝に輝いています。2007年の優勝は、Jリーグや天皇杯などを含め10冠達成となり、チームにとっても特別なものでした。それを記念して、ディズニーランドを貸し切って盛大な優勝パレードを行う計画がディズニーランド側から打診されたそうです。しかし、それは幻のものに……。
そのかわり、茨城県警鹿嶋署とのコラボ企画で優勝パレード・報告会が開催されました。鹿島の10冠のロゴがパトカーに貼られたほか、アントラーズのイメージカラーである赤の制服を女性隊員が着て白バイを運転するなど、町をあげてアントラーズの優勝を祝福しました。

まとめ

いかがでしたか? Jリーグ元年から現在に至るまで常に上位に君臨する鹿島アントラーズ。 今後の活躍にも期待したいですね。

以上「鹿島アントラーズの優勝の軌跡や優勝パレード・報告会まとめ」でした。