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柏レイソルの応援の仕方を知って観戦を楽しむ4つのポイント

2016 9/16 11:29
サッカー、観戦
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Photo by Kim Ruoff/Shutterstock.com

柏レイソルをスタジアムで応援してみたいという方へ。
どの辺で観るとよいか、何を持って行ったらよいか、サポーターの暗黙の了解など、分からないことがたくさんありますよね。
今回の記事ではそんなスタジアム観戦初心者の方が応援を楽しめる方法をお届けしたいと思います。

クラブの歴史を知ろう

柏レイソルは千葉県の柏市をホームタウンとするサッカーチームで、2016年現在、J1リーグに所属しています。2011年にはJ2から昇格して初年度の優勝という史上初の快挙も成し遂げた、地域の方に愛されているチームです。 その歴史は古く、1940年に日立製作所本社サッカー部が前身となっていて、1995年にJリーグに加盟しました。チーム名の由来はスペイン語のレイ(王)とソル(太陽)を合わせた造語で、太陽王を意味しています。
日立製作所のサッカー部は1965年の日本サッカーリーグ(JSL)発足時の8チームのうちの一つで、1990年にプロリーグへの参加を表明しました。1994年にJFL(ジャパンフットボールリーグ)で2位になったことで、翌年からJリーグに参加することができました。

柏レイソルの本拠地

柏レイソルの本拠地は、日立柏サッカー場です。もともとは日立製作所の私有地である日立台公園の中にある、小さなサッカー場でした。Jリーグに入るには、成績が優秀なだけでは足りなくて、J2で1万人、J1だと1万5000人が収容できる規模のスタジアムが必要となります。これは、リーグ全体として、サッカーを固有の文化として定着させる狙いがあったことから定められた規則です。
Jリーグ加盟に伴い、柏市の郊外に兼営の柏の葉総合公園スタジアムを建設し、日立台公園のサッカー場は練習用に使われる予定でした。ところがサポーターから猛反発が出ました。
それは、アクセスの問題と、柏の葉総合公園スタジアムが陸上競技場であって、スタンドからの距離が離れているという点です。紆余曲折の末、日立台公園のグラウンドを改修することにして人数問題は解決。もし移設を強行していたら、今のような熱心なサポーターはついていなかったかもしれません。

レイソルサポーターの応援スタイル

柏レイソルの応援は、サポーターとスタジアム側が一体となってパフォーマンスを展開することが有名で、サポーターの「熱さ」もJリーグで最も熱いと言われている浦和レッズに勝るとも劣らないものがあります。 柏レイソルの応援では、押し込まれている時間帯は選手を鼓舞するようなチャントが歌われ、押し込んでいる時間帯になると徐々にチャントのテンポを上げていくなどの工夫がされています。
これは、収容人数の少なさを逆手に取ったサポーターの統率法ともいえます。浦和レッズの場合は、収容人数が5万人規模なので、これほど芸の細かいサポートをすることは難しいのです。

サポーター間の暗黙の了解

サッカーの熱心なサポーターはチームにとってありがたいものですが、時に暴走して迷惑なっ存在になることもあります。そこで、無用なトラブルを避けるために暗黙のルールのようなものがあります。
まず、柏レイソルのホームタウンで観戦する場合、ホームエリアと呼ばれる柏熱地帯やMR席、ヨネックスシートやバックスタンド全域では、アウェイチームカラーを着ての応援は禁止されています。 逆に、ホームエリアのチケットを持っているサポーターが、アウェイのサポーターエリアに入場することもできません。

まとめ

柏レイソルの応援は、Jリーグの中でも熱いことで有名です。ぜひスタジアムで生の声、生のプレーを体感してみてくださいね。

以上「柏レイソルの応援の仕方を知って観戦を楽しむ4つのポイント 」でした。