九州勢初のJリーグ優勝
九州にはJ1・J2・J3含めて多くのJリーグチームが密集しているが、未だJリーグで優勝経験があるチームはない。ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)では2008年に大分トリニータが優勝したが、Jリーグ王者になった経験はない。つまり、優勝の時に掲げるシャーレは、九州の地に掲げられたことがないということだ。
九州にはJ1・J2・J3含めて多くのJリーグチームが密集しているが、未だJリーグで優勝経験があるチームはない。ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)では2008年に大分トリニータが優勝したが、Jリーグ王者になった経験はない。つまり、優勝の時に掲げるシャーレは、九州の地に掲げられたことがないということだ。
アビスパ福岡のスポンサーとして支援し、大きくしていこうと協力しているのが、不動産大手のアパマングループだ。アビスパ福岡のJリーグ優勝はもちろん、ビッグクラブへ成長させるべく働きかけている。
野球文化が深く根付き、福岡ソフトバンクホークスの拠点でもある福岡。アビスパ福岡が優勝すれば、サッカー人気にも火が付く可能性がある。
特にクラブにおける勢力図がなんとなく決まっているJリーグで、アビスパ福岡のような発展途上中のチームが優勝すれば大きなインパクトとなり、報道されるかもしれない。
アビスパ福岡には、チーム一筋で他の強豪クラブからオファーを受けても動じずに所属し続けている選手がいる。サッカーにおいて特別な背番号「10」を背負っている城後寿だ。
城後が在籍しているうちにJリーグ優勝を果たせたなら、クラブも最高潮を迎えることができるかもしれない。また、そう願うサポーターも多いだろう。
J2プレーオフを勝ち抜き久々のJ1昇格を決めた2015年には、キャナルシティ福岡で報告会が行われた。その際、大阪のスタジアムから帰るチームを大勢のサポーターや福岡市民が出迎えたため、仮にJリーグ優勝ともなれば地域を巻き込んでの大騒ぎとなり、大規模な優勝報告会が行われることが予想される。
これまでも、優勝パレードの最終地点となる市役所や県庁などの前で行われることが多い優勝報告会。アビスパもそういったところで行うのかもしない。