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東京Vに立ちはだかったカテゴリの壁 J1ラスト1枠で磐田が残留

2018 12/10 11:27中山亮
サッカー,ⒸShutterstock
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東京Vを襲った磐田のインテンシティ

東京Vは試合の立ち上がりからピッチ内にバランス良く選手を配置することで磐田の守備を広げ、局面での数的優位を作る。レギュラーシーズン及びJ1参入プレーオフ1、2回戦と同じくボールを繋ぎながら試合をコントロールしようという意図が見えた。

しかし磐田のプレッシングがそれを許さなかった。

東京Vの選手が取るポジショニングは論理的かつバランスが取れており、磐田の選手にとってズレを感じてしまうような難しい位置にいる。

しかし磐田はその絶妙なポジショニングに対してCBが本来のポジションから動くリスクを背負ってまで徹底的にアプローチをかける。

この磐田のアプローチが始まる判断のスピードと激しさ、いわゆるインテンシティが、東京Vの選手達が普段体感している強度を遥かに超えていたのだろう。

磐田が積極的に前線からプレッシングをかけるということは後ろの人数は減る。そのため東京Vは最初のアプローチさえ外すことができればビッグチャンスを作ることができる。

しかし最初のアプローチのところでことごとく捕まってしまったのだ。

特に厳しかったのが中盤のセンター。井上も梶川でもJ2では常に対戦相手から名前が出るほどのグッドプレーヤーである。

しかしその2人が磐田のプレッシャーに苦しみ何度もボールを奪われた。

磐田の先制点は41分でGK上福元が磐田のFW小川を倒してしまったPKによるものだったが、PKがなくとも得点は時間の問題だった。

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