現在は前後期制のJリーグ
2015年より、前後期制(2ステージ制)を復活させたJリーグ。1シーズンに2つの優勝チームを輩出するようなレギュレーションを実行している。これについては前々から賛否両論があり、横断幕を掲げて抗議しているサポーターの姿も見られていたが、実行後はこの仕様を受け入れているようだ。
Jリーグサポーターの柔軟さと対応力には素晴らしいものを感じる。
2015年より、前後期制(2ステージ制)を復活させたJリーグ。1シーズンに2つの優勝チームを輩出するようなレギュレーションを実行している。これについては前々から賛否両論があり、横断幕を掲げて抗議しているサポーターの姿も見られていたが、実行後はこの仕様を受け入れているようだ。
Jリーグサポーターの柔軟さと対応力には素晴らしいものを感じる。
2016シーズンは既に後期の2ndステージに進んでいるため、現在は後期優勝を争う熾烈な争いが行われている。最大の注目はなんといっても1stステージの覇者、鹿島アントラーズの戦いぶりだ。
1stステージで優勝を果たした鹿島アントラーズ。2ndステージは、3連覇を果たすなど圧倒的な強さを誇った黄金時代の強さを取り戻せるかどうかの大事な戦いになるだろう。
鹿島の対抗馬となるのが1stシーズンで最後まで優勝を争い、あと一歩のところで涙をのんだ川崎フロンターレだ。過去のシーズンを振り返ってみても鹿島に優勝をさらわれた経験があるため、チームにとってもサポーターにとっても悔しさは非常に大きかったと思われる。
2ndステージは3戦全勝と好スタートを切っている。悲願の優勝に向け、華麗な動きを見せるMF中村憲剛と3年連続得点王の大久保嘉人を中心に突っ走っていくことに期待。
Jリーグの降格チームは年間の順位で決定する。「1stで悪くても2ndで!」といった巻き返しが難しくなっている。7月17日現在は名古屋グランパス、ヴァンフォーレ甲府、アビスパ福岡が降格圏にいる。このままでは2部に降格になるだろう。
サポーターにとって2部降格は最大の悲しみ。難しいながらも、巻き返しに期待したいところだ。
Jリーグでは2ndステージ終了後に年間王者を決定するチャンピオンシップを開催する。出場できるクラブは「各ステージ1位+年間勝ち点上位3チーム」であるため、最大5クラブ。当然、優勝チームと年間勝ち点上位チームが被る可能性が高いので、実際にはもっと少ないクラブで争う場合もある。
プロスポーツにとってポストシーズンは、一番盛り上がる舞台といっていい。これからの戦いが楽しみだ。