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J1第3節ピックアップ 好調の波に乗った3チーム

2018 3/12 20:50dai06
J1,サッカー,スタジアム
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川崎フロンターレVSガンバ大阪

第1,2節と2連敗で迎えた第3節のガンバ大阪はまたしても白星を得ることができなかった。川崎フロンターレの本拠地等々力陸上競技場での試合は2-0でホーム側が勝利した。

前半早々8分にはエドゥアルド・ネットがコーナーキックからのこぼれ球をコントロール、身体を強くひねりつつ右足を振り抜き先制。このシュートにガンバの東口は一歩も動けなかった。

後半に入り55分には阿部が柔らかいクロスをゴール前へ供給、即座に反応した家長がボレーシュートを放ち再びフロンターレがネットを揺らした。後半に入り前線のメンバーを入れ替え再起を図るガンバだったが、フロンターレに吹く追い風に抗うことはできず試合終了。開幕から3連敗を喫し、暗雲が立ち込める結果に……。

鹿島アントラーズVSサンフレッチェ広島

カシマサッカースタジアムで行われた試合は鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島の試合は1-0でフィニッシュ。アントラーズはホームで手痛い敗北を喫した。

試合を決めたのは後半51分和田の1発だった。鹿島側のクリアをインターセプトした和田は、その流れで脚を入れ替え右足を振り抜きニアにシュートを決めた。その後PKのピンチに追い込まれたサンフレッチェだったが、GK林の好セーブ。その後距離を詰めて放たれたシュートにも身体を張って防ぎ、ゴール前の乱打戦を制した。

前節スコアレスドローだったアントラーズにとってはこの試合で勝点が欲しかったところだが、林の壁はあまりにも強大だった。

コンサドーレ札幌VS清水エスパルス

札幌ドームで行われたコンサドーレ札幌と清水エスパルスの一戦では1-3でエスパルスが勝利した。

前半と後半それぞれで得点したエスパルスは終始試合をコントロールしていた。特にエスパルスのミッチェル・デュークは得点こそなかったものの12.280kmを走り、札幌のDFを翻弄。 後半48分にゴールを決めた金子はFWながら11.663kmを走り、前線からのプレスでコンサドーレにプレッシャーを欠け続けていた。

高い位置からプレスをかけ続けるハードワーカーが多かったエスパルス側が、流れを掴んだのは必然だったようにも思えるが、チーム合計の走行距離はコンサドーレ115.099km、エスパルス114.832kmと両クラブともほぼ同じ。ハイプレスの質が試合を決めた形だ。