13年のプロ生活に終止符を打った「怪物」平山相太|【SPAIA】スパイア

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13年のプロ生活に終止符を打った「怪物」平山相太


電撃的な引退発表

Jリーグ2018年シーズンの開幕戦まで1ヶ月をきった2018年1月26日。昨シーズンからベガルタ仙台に所属する平山相太が現役引退を発表した。
平山の引退発表はまさに電撃的なニュースだった。というのも約1ヶ月前の2017年12月28日に2018年シーズンの契約更新を発表していたからだ。
この契約更新時には、

今シーズンはけがで苦しみ、悔しい1年でした。来シーズンは悔しさを原動力に、ゴールを決めてチームの勝利に貢献したいです。応援よろしくお願いいたします。

出典:ベガルタ仙台公式サイト

とのコメントを残していた。
2017年開幕直後に負った左くるぶし付近の腱の脱臼からようやく復帰し、全体練習に参加するようになった2017年12月に再び左足を痛め離脱。そのため、2018年1月から始まった沖縄キャンプには参加していなかった。
引退発表時のコメントでも

まず、開幕前の大事な時期にクラブに迷惑を掛けてしまうことを申し訳なく思っています。また、決断を尊重してくれたことに感謝しています。

出典:ベガルタ仙台公式サイト

とあるように、クラブにとっても本人にとっても12月に再離脱となったことや、回復状況が思わしくないという中でくだされた電撃的な決断だったのだろう。

32歳での現役引退に多くの選手もコメントを寄せた

平山の電撃的な引退発表に関して、FC東京で共に戦った森重真人や太田宏介など多くの選手からもコメントが寄せられた。
その中でも、平山選手と同じ1985年生まれで2005年のワールドユースに共に出場した水野晃樹(サガン鳥栖)は、自身のインスタグラムで700字以上にもわたる「平山相太という男」と題したコメントを発表。

また、国見高校の同級生で当時のキャプテンだった兵藤慎剛(北海道コンサドーレ札幌)も自身のインスタグラムで、平山に対する想いを綴っていた。平山のJリーグでの通算記録は、11年間で、J1リーグ戦168試合33得点、J2リーグ戦1試合出場と大きな結果を残した訳ではない。
だが、多くのファンやサッカー選手からも多くのコメントが寄せられるのは、そのプレー1つ1つに人々を引きつけるものがあったからだろう。

「怪物」とよばれた国見高校時代

平山が大きな注目を集めた国見高校時代。 大久保嘉人と入れ替わる形で小嶺忠敏監督(現長崎総科大附高監督)率いる国見高校に入学すると、1年次から主力選手として活躍。高校2年次の第81回全国高校サッカー選手権では準優勝に終わるものの大会得点王を獲得した。

高校3年次にはワールドユースにも飛び級で選出されると、ブラジル戦でゴールを決め、第82回高校サッカー選手権には大会最大のスター選手として出場することとなる。そしてこの大会で前評判に違わぬ大活躍を見せ、チームを優勝に導くことはもちろん、5試合全てでゴールを決め当時の最多得点記録となる9得点で2年連続大会得点王にも輝いた。

筑陽学園との決勝戦では、常に相手3人から密着マークをされながらも、兵藤からのクロスに右足で合わせた1点目と、ドリブルで抜き去って決めた2点目と、2得点を決めている。
それは決して、身体能力や高さに頼るだけではないスケールの大きさを感じさせるものだった。この82回大会には、豊田陽平も本田圭佑も岡崎慎司も青山敏弘も出場していたが、最大のスター選手は間違いなく平山だった。

オランダでも活躍した「怪物」

国見高校卒業後、Jリーグ複数クラブはもちろん、海外からのオファーもあった平山だった。
しかし、恩師小嶺の助言により筑波大学へ進み、在学中に出場したアテネオリンピックと2度目のワールドユースをきっかけに大学を休学し、ヘラクレス・アルメロ(オランダ)への移籍を決意する。

近年ではユースチームや、大学から直接ヨーロッパのクラブに加入する選手も見られるようになってきているが、当時はそういった前例がほとんどなく、日本の注目選手がJリーグでプレーすることなく海外移籍することは大きな話題となった。
ヘラクレス・アルメロでのデビュー戦では、途中出場ながらも2ゴールを決める大活躍。ルーキーイヤーながらチーム得点王にもなり、誰しも平山の将来には輝かしい未来が待っていると感じていた。

怪我に苦しむこととなった現役生活終盤

大きな注目を集めていた平山だったが、ヘラクレス・アルメロでの2シーズン目を迎えると、新監督の信頼を得ることができずに開幕直後に帰国を決断する。
さらに加入したFC東京でもメンタル面での課題が浮き彫りとなり、徐々に輝きを失っていくこととなる。そんな苦しい状況から脱却の兆しを見せたのが2009年後半。当時のFC東京監督である城福浩の指導によりようやく状態が上向き、城福から

24時間のなかにおける、ファーストプライオリティーがサッカーになった。目に見える部分以外にも、自分を変えたいという意識がはっきりと伝わってくる

出典:Yahoo!ニュース

と評価を受けるようになり、2010年には日本代表にも初選出。なんとこのデビュー戦ではハットトリックを達成している。
ようやく「怪物」として覚醒するかと思われた平山だったが、2011年4月の練習試合で左足のすねを骨折。ここからは翌年にも再び同じ箇所を負傷するなど怪我に苦しむことに。

32歳での現役引退を決めたのも、怪我が原因だった。
大きすぎる期待ゆえにメディアからバッシングを受けることも多かった平山。現役生活は決して輝かしいものではなかったかもしれないが、記憶に残る選手であったことは間違いない。

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