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ガンバ大阪新監督となるレヴィー・クルピ氏のチームマネージメント

2017 12/25 10:06Aki
レヴィー・クルピ氏
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ガンバ大阪監督にレヴィー・クルピ氏が就任

2017年12月3日、ガンバ大阪は2018シーズンの新監督としてレヴィー・クルピ氏の就任を発表した。クルピ氏といえばブラジルを代表する名将の1人であり、セレッソ大阪を3度指揮した監督である。日本になじみ深いクルピ氏が、ガンバ大阪の監督として日本に戻ってくるのだ。
2013年にセレッソ大阪の監督を退任しブラジルに帰国する際に「次に日本に帰ってくるときはガンバの監督です」とジョークを飛ばしていたが、そのジョークが現実のものとなった。

Jリーグ開幕前には、ヤンマー(セレッソ大阪の前身)のレジェンドである釜本邦茂氏がヤンマーの監督を務めた後に、Jリーグ開幕に合わせてガンバ大阪の監督に就任したこともあったが、Jリーグ開幕以降は大阪を本拠地とするライバルクラブの両方で監督を務める初めての人物となる。

若手を抜擢し使い続けることが出来る監督

クルピ氏といえば、セレッソ大阪を2度のAFCチャンピオンズリーグ出場へと導いただけでなく、香川真司選手、乾貴士選手、清武弘嗣選手、柿谷曜一朗選手、山口蛍選手など、多くの若手選手を日本代表選手にまで育て上げた手腕も広く知られている。
クルピ氏がこれだけの選手を育て上げることができたのは、選手を見極める目が優れているということはもちろんだが、経験の少ない若手選手であっても優れていると判断すれば、すぐに先発に抜擢し使い続ける決断ができるからである。

クルピ氏はチームに戦術を落とし込んでいくタイプではなく、ブラジル人監督に多い選手の組合せでチームを作り上げるタイプの監督だ。試合の中でチームを作り上げていく形をとるので選手を固定する形になるのだが、若い選手であっても躊躇なく抜擢し使い続ける。
また、攻撃も守備もある程度の枠は作るのだが、その枠の中のルールさえ守っていれば後は選手の自主性に任せられる。それにより若手選手がグングン成長していく。
自身の著書、「伸ばす力 レヴィー・クルピ 世界で輝く「日本人選手」育成レシピ」の中でも「まだ若いから、時間をかけてじっくり育てよう」という考え方もあるかもしれないが、クルピ氏は「サッカー選手は「能力」が全て。15歳であれ、40歳であれ、実力があれば起用する」と語っている。

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