16年ぶりクラブ史上2度目のJ1残留を決めた北海道コンサドーレ札幌|【SPAIA】スパイア

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16年ぶりクラブ史上2度目のJ1残留を決めた北海道コンサドーレ札幌


16年ぶりのJ1残留に成功

2017年11月18日に開催された明治安田生命J1リーグ第32節。北海道コンサドーレ札幌は、アウェイであるIAIスタジアム日本平で清水エスパルスと対戦し、ジェイ選手の2得点で北海道コンサドーレ札幌が勝利した。2試合を残して残留圏となる14位以上が確定し、J1残留を決めたのだ。
北海道コンサドーレ札幌は、1999年に始まったJリーグ ディビジョン2(当時)において最初のJ2降格クラブとなり、その後2017年現在で、歴代最多となる3度のJ2優勝を含め4度J1に昇格している。しかしJ1残留に成功したのは、元日本代表監督岡田武史氏が率いた2001年のみであり、その他のシーズンは全て最下位でJ2に降格していた。
2017年は、2001年以来16年ぶり、そしてクラブ史上2度目のJ1残留という結果を残した。

J1残留の難しさ

昇格・降格クラブが3クラブに定まった2009年から2015年までの7年間で、のべ21のクラブが昇格しているが、この21クラブで翌年に再びJ2降格となったのは10クラブ。47.61%と半数近いクラブがJ1残留に失敗している。

この数字だけをみると「半分以上の昇格クラブが残留出来る」とも言えるが、このJ1残留に成功した11クラブを個別に見ると、さらに厳しい現実が見えてくる。残留に成功した11クラブ中7クラブは、元々J1だったクラブがJ2に降格したものの、1年でJ1に復帰してきたクラブであり、残りの4クラブも2年と3年でJ1に復帰したクラブが1つずつである。
2009年から2015年の7年間にJ1昇格を達成したクラブで、4年以上J2で戦った後に昇格しJ1残留に成功したのは、2009年に昇格したベガルタ仙台と2011年に昇格したサガン鳥栖の2クラブしかないのだ。

こうして整理してみると、J1残留はどれだけ厳しいものかということがわかるだろう。ちなみに北海道コンサドーレ札幌は2012年にJ2降格。その後4年間J2で戦った後にJ1に昇格している。

2016年に強さを発揮した北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌がJ2優勝を達成し、J1昇格を決めた2016年のJ2を振り返ってみよう。2016年のJ2には、前年にJ1昇格に失敗した巨大戦力持つセレッソ大阪や、資金的に恵まれたジェフユナイテッド千葉、京都サンガ、Jリーグオリジナル10の1つである清水エスパルス、2014年のJ2で大旋風を巻き起こした松本山雅FCなど強力なライバルがひしめいていた。
強豪クラブが揃う2016年のJ2では、2年続けて10位に終わっていた北海道コンサドーレ札幌は優勝候補の1つでも、J1昇格の有力候補でも無かったのだ。

2015年途中から監督を務める四方田修平監督も、育成年代の監督を中心にキャリアを重ねた人物で、トップチームでの実績は無かったことも理由の一つだった。
しかし四方田監督は、チームが持つ高さとパワーという明確なストロングポイントを前面に押し出した戦い方を作り上げる事に成功する。北海道コンサドーレ札幌はシーズン序盤の第13節に首位に立つと、その後一度も首位の座を明け渡すこと無く優勝を決めた。
特に圧巻だったのがホームスタジアムでの成績である。ホームでは17勝3分1敗と圧倒的な強さを発揮して見せた。

下馬評を覆した2017年

圧倒的な強さを見せ、J1昇格を果たした北海道コンサドーレ札幌だったが、2017年シーズン開幕前はJ1残留は厳しいのではないかという声も多く聞かれた。
その大きな理由は、J1での実績がある選手が他の昇格クラブと比較しても圧倒的に少ないことだった。小野伸二選手や稲本潤一選手など経験豊富なベテラン選手はいるものの、彼らも既に全盛期のプレーとなると厳しい。
チームのエースである都倉賢選手も、ヴィッセル神戸でJ1の経験はあるものの、当時はレギュラーポジションをつかむまでには至らなかったからだ。

またJ2では圧倒的な強さを発揮した戦術面も、J1では厳しいのではないかという声も聞かれた。J2で見せていたのも、パスワークを中心とするようなものではなく、ロングボールを中心とした比較的クラシカルなスタイル。
同じようなロングボールを中心に戦う松本山雅FCが、2015年に1年でJ2降格となっていた事もあったのだろう。しかし、いざシーズンが始まると、相変わらずホームでは圧倒的な強さを発揮する。
シーズン序盤はあまり勝ち点を重ねることができなかったが、J1仕様を作り上げたシーズン中盤以降は安定して勝ち点を積み重ね、シーズン折り返し以降は一度も順位を降格圏に落としていない。

J1残留の立役者たち

2017年のJ1で息切れすることなくJ1残留決定まで走りきれたのは、シーズン途中に加わった2人の選手の活躍によるところも大きかった。
1人目はジェイ選手。ジュビロ磐田を退団無所属となっていたが、7月にチームに加わるといきなりゴールを決める大活躍。11月26日の第33節終了時点で、13試合出場9得点というとんでもないハイペースで得点を量産した。
元々エースの都倉選手がおり、タイプが似ているだけにどうなるかと思われたが、J1でも屈指のパワフルなフォワードとなった。

もう1人はチャナティップ選手。タイ代表選手として日本代表との試合にも出場していたチャナティップ選手だったが、ここまでチームの主力として活躍する姿は想像できなかった。
ゴールやアシストなど目に見える数字には物足りなさはあるが、抜群のテクニックとスピードはパワーを前面に出したチームにおいて変化をつける重要な役割となっていた。

そして最も大きな役割を果たしたのは、前回降格となった2012年のシーズン終了後に社長に就任した野々村芳和氏だろう。元Jリーガーであり、テレビでも活躍した野々村氏が社長に就任してからの5年間で、チームの予算は大きく伸びた。
その結果シーズン毎の選手の入れ替えがなくなり、チームは戦力を積み上げることが出来るようになった。 ジェイ選手、チャナティップ選手を獲得できたのも予算規模を大きくすることができたからである。

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