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コンサドーレ札幌の歴代監督がチームに残したモノ


サッカーボール

Photo by prochasson frederic/shutterstock.com

1998年の参戦以来、コンサドーレ札幌がJリーグの舞台で戦い続けて20年の月日が流れた。 この間、トップチームの監督として北の大地を踏んだのは13人だ。 本稿では、1999年から3シーズンにわたり監督を務めた岡田武史氏と、現任の四方田修平監督の2人の功績にスポットを当てる。

ワールドカップを経験した前代表監督も苦労したJ2の舞台

日本代表が初めてワールドカップに出場し、世界の壁の高さを思い知った1998年。その代表チームを率いていた岡田武史氏が日本代表監督を退任後に選んだ舞台が、当時J2所属のコンサドーレ札幌だった。監督就任は1999年から。ジェフ市原(当時)でコーチの経験はあったものの、Jリーグの監督職は初めての挑戦だった。
コンサドーレも前年のJ1リーグで下位に沈んで降格し、J2からやり直しを始める時期。十分な準備をして挑んだつもりだったが、本人曰く「思いのほか実力が拮抗したリーグだった」という印象があり、札幌1年目は勝ち星をうまく重ねることができず、リーグ5位で終了する。

ディテールにまで徹底的にこだわった岡田改革とは?

1年でのJ1復帰こそ達成できなかったものの、岡田監督はあらゆる角度から問題点を洗い出し、シーズンを通して改革を断行し続けた。まずは選手の意識改革。J2に降格して以来、今ひとつ奮起できずにいた選手一人ひとりに、再度プロ意識を注入し「勝者のメンタリティ」を育んだ。
そして、チーム戦力にもテコ入れを実施。堅守速攻をベースとした岡田スタイルを根付かせるべく選手育成にも務める。また、新戦力の獲得もスカウト任せにするのではなく、自ら選手獲得に奔走。資金力はないため、J1クラブで控えに甘んじながらも実力を持ち合わせた選手を中心にリストアップした上で、チームにとって本当に必要な戦力を見極める作業を自らが行ったのだ。
これにより、無駄がなく、堅守速攻をベースとした岡田スタイルに見合う戦力を整えることに成功した。

岡田スタイルが浸透したチームがJ1の舞台でも躍動

そうして準備を進めて迎えた札幌での2シーズン目。この年の戦力に目を向けてみると、山瀬功治選手(現・アビスパ福岡)や今野泰幸選手(現・ガンバ大阪)といった後の日本代表経験者が若手有望株としてトップチームに加入。前線にも播戸竜二選手や清水範久選手、そしてエースとして大爆発するエメルソン選手が加入している。ディフェンスラインには森秀昭選手が新加入し、大森健作選手や名塚善寛選手とともにソリッドな3バックを形成した。結果はぶっちぎりでJ2を制覇。
岡田体制3シーズン目、前回J1での苦い経験がサポーターたちの頭をよぎる中で、いい意味で成熟したチームは開幕当初には上位に食い込む強さを見せ、シーズンを11位でフィニッシュ。見事にJ1残留を果たしたのだった。今もなおこの時の「岡田時代こそチームの黄金期」と口にするサポーターも少なくない。

育成年代の指導者としてキャリアを重ねた四方田修平監督

時はめぐり2014年。バルバリッチ氏が解任されたことを受け、その穴を埋める形で招聘されたのが当時ユースU-18監督だった四方田修平氏。岡田武史監督のもとでコーチを3年にわたって務め、退任後はユースチームの監督を2004年から10年以上務め上げた人物だ。
ユースチームから32名のプロ選手を輩出。2011年にはJFAU-18プレミアリーグ・イーストを制覇、翌年にも準優勝を果たすなど、その実力と育成力を買われての内部昇格だった。

心身ともに充実、あらゆる変化に柔軟に対応できる組織を構築

1つの芯の通った戦術を貫くのではなく、戦況によって、相手のプレーぶりによって変化をつけるのが四方田スタイル。ソリッドな守備を構築した上で、相手に尻尾を掴ませない柔軟な戦術変化ができるインテリジェンスを選手に植え付けている。
また、多感な育成年代の選手と多く接してきたことから、選手とのコミュニケーションには人一倍気を配っている。スタッフと選手間のわだかまりはゼロ、チームが一致団結しているのは明白で、かつての低迷期を思えばとてつもなくポジティブな空気が流れているのも事実だ。

まとめ

岡田時代にコーチとして働いていた四方田修平現監督には、岡田時代の再来を願うサポーターも少なくない。 両名とも派手な攻撃ではなく、堅い守備をチームのベースにして躍進を果たしている。北の大地ではぐくまれた師弟関係がコンサドーレの輝かしい歴史を作ったのだ。 岡田武史氏の薫陶を受けた四方田スタイルがどう進化するのか、コンサドーレの今後に注目が集まる。

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