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背番号からわかるドイツサッカーと浦和レッズの関係

2017 10/13 10:05Aki
浦和レッズ,埼玉スタジアム
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ドイツサッカーと深い関係にある浦和レッズ

今やJリーグを代表するサッカークラブとなった浦和レッズ。前身の三菱重工業サッカー部時代には多数のアルゼンチン選手を獲得し、Jリーグ開幕当初からアルゼンチン国籍選手を多く在籍させていた。
また、これまでの歴史の中で最も多く在籍した外国籍選手の国籍は、ほとんどのJリーグクラブと同じくブラジル人選手であるなど、他のクラブと同様、ブラジルサッカーや南米サッカーとの関係が深いように見える。 しかし、実際に浦和レッズと深い関係にある国はドイツなのだ。

これは初代監督である森孝慈氏が、ドイツの影響を大きく受けたJFAエリートコース出身で、実際にドイツでコーチングを学んでいた人物である事。また、森氏の後を継いだ横山謙三氏も、日本代表に初めて3-5-2システムを導入するなど、クラブの創世記からドイツサッカーに近い人物がついていた為だ。

鹿島アントラーズやヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)がブラジルサッカーとの関係を深くし、横浜マリノス(当時)がアルゼンチンサッカーとの関係を深くするなどブラジル・南米サッカーがJリーグを席巻する中、浦和レッズは愚直にドイツサッカーを維持し続けた。

浦和レッズとドイツとの関係は、これまで5人ものドイツ人監督が指揮を取っていることからも明らかである。

2017年の背番号に見るドイツサッカーとの関係

浦和レッズとドイツサッカーの深い関係は、2017年のチームでも見ることができる。
2017年のチームは、セルビア出身でオーストリア国籍を持つミハイロ・ペトロヴィッチ氏が5シーズン目としてスタートしたチームだが、同じヨーロッパ系統が続いている事もあり、選手のつけている背番号にドイツとの関係を残している。

その代表的なものの1つが、宇賀神友弥選手が付ける3番だ。Jリーグの殆どのクラブでは3番はセンターバックの選手がつけているが、宇賀神選手は左ウイングバックだ。
ドイツでも3番といえば、左ウイングバック(サイドバック)。かつての名選手アンドレアス・ブレーメ氏がつけていた番号である。

また他にも、5番を守備的ミッドフィールダーではなくディフェンダーの槙野智章選手がつけている事、7番を守備的ミッドフィールダーではなくアタッカーの梅崎司選手がつけているなど、Jリーグでは数少ないヨーロッパ・ドイツを思わせる背番号とポジションの関係が見られる。

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