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千葉氏から奥埜選手へ受け継がれたベガルタ仙台の7番が持つストーリー

2017 9/13 14:03Aki
サッカー 7 黄色
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バンディエラと呼ばれる存在

サッカーにはバンディエラと呼ばれるプレーヤーがいるのをご存知だろうか。
バンディエラとはイタリア語で「旗頭」という意味の言葉で、簡単に言えばチームのシンボルである選手の事だ。しかし今やこの言葉はそれ以上の意味を持つようになり、1つのチームに長く在籍し、活躍し続け、チームと共に成長してきたチームの生え抜き選手を指す言葉となっており、いわばレジェンド以上の存在にのみ与えられる称号となっている。
かつてベガルタ仙台には、千葉直樹選手というバンディエラがいた。背番号7番を背負い、チームを引っ張り続けた特別な存在の選手だった。

ベガルタ仙台の前身、ブランメル仙台

ベガルタ仙台が誕生したのは1999年で、この年から始まったJ2開幕に合わせてチーム名が改められた。千葉氏がチームに加入したのはその3年前となる1996年だった。千葉氏は、地元仙台市出身で東北学院高校を卒業後、当時JFLで戦っていたブランメル仙台に加入した。当時の同期には、後にジェフ千葉やサンフレッチェ広島でプレーした中島浩司氏がいる。
ブランメル仙台とは、東北電力サッカー部が母体となりJリーグ加入を目指したチームであり、千葉氏が加入した1996年はチームにとって2シーズン目の年であった。前年にリーグ準会員として承認されており、Jリーグ加入に向けて大きく動き出したシーズンだった。
その為、この年からジェフユナイテッド市原(当時)でプレーした元ドイツ代表ピエール・リトバルスキー氏も前年に引退から現役復帰し加入している。さらに1994年のJリーグ得点王であるオッツェことフランク・オルデネビッツ氏や、浦和レッズで人気のストライカー水内猛氏、さらに翌年にはドーハの悲劇の際に正ゴールキーパーだった元日本代表の松永成立氏、など錚々たるメンバーが加入していた。

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