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鹿島アントラーズのディフェンスリーダーが背負う背番号3

2017 8/25 10:07Aki
サッカー、ユニフォーム、3番
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背番号と共に受け継がれていく伝統

プロ野球の世界では、偉大な選手の功績や栄光を後世に伝える為に使用されている永久欠番。サッカー界でも近年は、横浜F・マリノスが故松田直樹氏が在籍時に使用していた背番号3番や、イタリアACミランでは往年の名選手パオロ・マルディーニ氏とフランコ・バーレジ氏が背負った背番号3番と6番を永久欠番とするなど徐々に増えてきてはいるものの、競技の長い歴史から考えるとかなり少ない。
これは、元々サッカーが変動番号制をとっていたからである。サッカーでは、ワールドカップなど一部の大会を除き、先発メンバーが1番から11番。そしてベンチメンバー12番から順につけるという形になっていた。固定番号制を取るようになったのは世界的にも1990年代に入ってからの事だ。(Jリーグでは1997年から固定番号制を導入)
こういった歴史から、サッカーでは永久欠番という形以外で、偉大な選手の功績を後世に残す方法が広がっていった。
その形とは背番号を継承する事。マンチェスターユナイテッドの7番のように、エースナンバーとして次の世代へ受け渡す事で、歴代の偉大な選手の功績を伝えているのだ。
鹿島アントラーズにも受け継がれている番号がいくつかあるが、今回はその中でも背番号3番に注目してみよう。

背番号はポジションを表す

サッカーでは1990年代まで先発メンバーが1番から11番を背負う変動番号制が世界的にも主流だった。サッカーが世界的に広がりを見せた1900年前後からおよそ100年の間は、変動番号制で行われていたのだ。
この変動番号制をわかりやすく例えると、高校野球の背番号の様な形だ。高校野球では背番号1はピッチャー、背番号2がキャッチャーで、それぞれ背番号9までポジションが決まっており、この背番号はポジションを表す番号にもなっている。6-4-3のダブルプレーはショートストップからセカンド、ファーストに渡ったダブルプレーだと野球ファンならだれでもわかる。
1990年代以前のサッカーもそれと同じような形で、背番号はポジションを表す形となっていた。 鹿島アントラーズで受け継がれている背番号3は、ブラジルではセンターバックのポジションを指す番号である。
ジーコ氏によりブラジルサッカーのスピリットを受け付けられた鹿島アントラーズにとって、背番号3番を背負う選手はチームを支えるディフェンスリーダーが背負う番号となっているのだ。

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