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悲劇を忘れないための番号、横浜F・マリノスの背番号3

2017 8/25 10:07Aki
サッカー、ユニフォーム、3番
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2人だけの背番号

Jリーグに固定番号制が導入されたのが1997年。2017年で20年目となる。 この20年の歴史の中で、2人しかつけたことの無い背番号があることをご存知だろうか。
それも、近年新たにJリーグに参入してきたチームではなく、Jリーグが開幕した1993年から存在するオリジナル10の1つ。 また番号も、30番代や40番代などの大きな数字ではなく、1番から11番までのレギュラー番号と言われる番号でだ。

その番号とは横浜F・マリノスの背番号3。故松田直樹氏が背負った番号である。 この番号は2011年に永久欠番に指定された。
サッカーでは背番号を引き継ぐ形で後世に伝えるケースが多いのだが、横浜F・マリノスは背番号3番は、永久欠番という手法を選択した。そのため今後もこの番号を背負う選手は出てこない。 横浜F・マリノスの背番号3番は2人しかつけたことの無い番号なのである。

初代背番号3番、鈴木健仁氏

横浜マリノス(当時)の初代背番号3番として登録されたのは鈴木健仁氏だった。
鈴木氏は1990年、まだJリーグ開幕前としては画期的だった日産自動車サッカー部の下部組織、日産ファームに加入。日産自動車サッカー部が横浜マリノスとして活動を始めた1993年、Jリーグ開幕に合わせてトップチームに昇格する。
1年目こそ出場機会をつかめなかったが、当時のレギュラーで日本代表選手でもあった勝矢寿延氏がジュビロ磐田へと移籍すると、右サイドバックのポジションを確保する。
当時の横浜マリノスは、ヴェルディ川崎(当時)と並び、日本リーグ時代からの強豪チームだった。
その横浜マリノスでポジションを掴んだ鈴木健仁氏は、偶然左サイドバックにも同じ姓を持つ鈴木正治氏がポジションを掴んでいた事もあり、様々なところで注目を集めることになった。

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