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ベガルタ仙台の歴代監督がチームに残したモノ


芝生の上にサッカーボール

Photo by moomsabuy/Shutterstock.com

ベガルタ仙台のクラブ史を戦績とともに学びたい人向けに本記事では、ベガルタ仙台の監督が残したものについて紹介する。

ベガルタ仙台J1への昇格と、降格

東北電力サッカー部を前身とするベガルタ仙台は、1999年にJリーグへ参入した仙台市をホームとするサッカーチームで、当初はべランメル仙台として活躍していた。99年J2へ参加するも、10連敗し、監督であった鈴木武一氏は退任、京都パープルサンガの監督だった清水秀彦氏が就任した。
この後、2003年まで清水体制は続き、「あなたとJ1」をチームスローガンにJ1を目指すチームが作られていく。99年は9位、2000年は5位と続き、01年にFWのマルコス、MFの岩本輝雄を獲得し、ついにJ2リーグ2位となりJ1昇格を決めた。
2002年は開幕5連勝を飾るなど好調で、加入したFW山下芳輝がJ1得点ランキン2位となり日本代表候補に選出されるなどいいニュースがあった。だが、シーズン後半は失速、年間で13位まで落ちこむことに。
03年も出だしは好調だが、負けが込み、清水監督は9月で解任、名古屋グランパスで監督をしていたスロベニアのズデンコ・ベルデニック氏が就任したが、19試合連続未勝利を喫し、15位に。ついにJ2降格となってしまう。

ベガルタ仙台ブラジルから救いの手

J1復帰を目指し若手の起用によって盛り返すも、6位という結果になり、ベルデニック監督は解任された。05年より元日本代表の都並敏史氏が就任するも、入れ替え戦出場を逃し、GM、監督が退任、主力選手ら7名が退団し、ベガルタ仙台は窮地に陥る。
そこで、2006年からブラジルのジョエル・サンタナが監督に就任し、3名のブラジル人を加入させる。そこで4バック、3ボランチの戦術をとり、8名の日本人で守備をし、3人のブラジル人でカウンターをかけるとこれが当たり、シーズン前半を3位で折り返した。だが。後半ケガで悩まされ5位まで落ち込むことに。また、監督は退任、ブラジル人2名も退団、1名は残ることになった。
続く07年はヘッドコーチだった望月達也が監督に昇格。補強につとめた。シーズン途中で攻撃中心から守備の安定を図る方向へ舵をきると、これが功を奏し、最終順位は4位に。入れ替え戦はのがし、J1は遠い花火になりつつあった。

ベガルタ仙台手倉森体制の登場

そんな、J2に定着しつつある空気を変えようと、08年に、前年ヘッドコーチだった手倉森誠氏が監督に就任した。若手を獲得すると同時に、各チームからベテランも獲得、チームの立て直しをはかる。
みちのくダービーで負け越すなど低迷期もあったが、決定力不足を補うため、韓国Kリーグで年間MVPを獲得したブラジルのナジソンを獲得。得点力をつけたことで、シーズンでとうとう3位にはいる。入れ替え戦に出場したが、引き分けに終わり、復帰にはいたらなかった。
翌年、完全昇格をめざし、ブラジルから2選手を獲得。なんとこの年はJ2歴代最多勝ち点を記録し、見事にJ2初優勝。その年はフェアプレー賞、チェアマン特別賞も受賞し、天皇杯でもチーム初のべスト4に。まさに手倉森体制が花開いた瞬間だった。

ベガルタ仙台東北の復興とともに

J1に昇格したベガルタ仙台は、1年目こそ14位に喫するが、2年目に躍進を遂げる。
その年は奇しくも2011年東日本大震災の年。ホーム開幕の前日であった3月11日に起こった震災によって、リーグ戦は中断。再開した4月23日、ベガルタは今シーズン初勝利をおさめ、6月26日まで12 試合を無敗でとおした。その後も好調ですすみ、チーム初の4位となった。そして、翌年もこの快進撃はおさまらない。開幕から17節まで首位をキープ、その後広島に抜かれるもチーム史上最高位の2位に輝く。まさに東北の復興とともに、輝いた年だった。
翌年以降、チームは低迷し13位手倉森監督も解任、2014年、2015年ともに14位と振るわないが、また蘇るベガルタ仙台をみんな信じている。

まとめ

J1制覇まであと一歩とせまったベガルタ仙台。現在は低迷期かもしれないが、また王手を、そして今度こそタイトルの獲得を待っている。

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