「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

横浜F・マリノスの歴代監督がチームに残したモノ

2016 8/13 15:01
足で止めたサッカーボール
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by naito8/Shutterstock.com

Jリーグ創設から常に優勝争いを演じてきた横浜F・マリノス。常勝チームの監督たちがどのようにチームを作り、勝ち続けるスピリットを選手たちに植え付けてきたのか。 この記事では歴代の監督たちがチームに残していった功績を紹介する。

経験実績ともに日本最高の名将、岡田武史

2003年の監督就任1年目からマルキーニョス、久保、奥、中澤などを豊富な戦力を率いて1st、2st完全優勝、さらに翌年の1stシーズンも優勝しJリーグ初の3ステージ連覇を成し遂げている。
規律の取れたチーム作りを基本とし、経験に基づいた盤石な試合運びが特徴だが、新人のDF那須をボランチとして起用するなど積極的でアグレッシブな起用で点を取られても追いつき逆転する攻撃的な戦術がハマり他を寄せ付けなかった。この現在に続く常勝軍団マリノスとして勝ち続けるメンタルを選手たちが培っていけたのは岡田監督の功績に他ならない。

初期チームのベースを作った清水秀彦

今ではサッカー解説者としておなじみの清水秀彦もJリーグ創設時からマリノスの編成に関わり、戦えるチームを作り上げていった忘れてはならない重要な監督の一人だ。
1993年のJリーグ開幕から横浜F・マリノスを指揮し、1st、2stとも3位という好成績を収めている。どのチームもまだ手探りで試合に臨み、チーム作りを失敗していく中、冷静な試合運びと戦術眼で勝てるチームに鍛え上げ、今の常勝軍団、横浜F・マリノスに繋がる基礎を築き上げた。

初のリーグ優勝に導いたホルヘ・ソラーリ

サウジアラビア代表監督としてワールドカップを戦った翌年の1995年、横浜F・マリノスを指揮した。国際大会での経験や多くのクラブチームを率いてきた実績に基づく戦術眼は確かで、1stステージ優勝、途中退任もあったが2stも3位で締めくくり、マリノスに初のリーグ優勝をもたらした。
また彼の功績で忘れてはいけないのが、その後日本代表GKに上り詰める川口能活を見出したことだ。いち早く川口の才能に気づき、あえて不動の正GKだった松永に替えて新人の川口を抜擢して思い切った世代交代をしたことは、チームの優勝を後押ししただけでなくその後の日本代表のGKの歴史にも大きく貢献したと言える。

今までに無い新しいチームを作り上げた、樋口靖洋

2012年より横浜F・マリノスを指揮し、若手が主力となることが多いチーム編成を覆し、中村俊輔、中澤佑二、マルキーニョスなどベテランを中心にした大胆なチーム作りを行い、ハイプレスからのショートカウンターで得点を重ね開幕から快進撃を続け最終的にリーグ2位、天皇杯では21年ぶりの優勝をもたらした。
しかしメンバー固定の傾向が強く、後半戦になりベテランのスターティングメンバーのコンディションが落ち最後のところで優勝を取り逃がすなど思い切った戦術の弊害も感じられた。

まとめ

いつも上位で優勝争いをする強豪チームには歴代の監督たちが植え付けた勝者のメンタルとなるものが多くみられた。今後のマリノスの活躍に要注目だ。

関連記事

おすすめの記事