ヴィッセル神戸で輝きを見せる大森晃太郎|【SPAIA】スパイア

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ヴィッセル神戸で輝きを見せる大森晃太郎


チームに欠かせない存在となっている大森晃太郎選手

2017年は開幕4連勝と最高のスタートを切ったヴィッセル神戸。国内外で数々の実績を残してきた名将ネルシーニョ監督3年目となり、周到な準備で相手のストロングポイントを消しながら自らのストロングポイントを相手にぶつけるという、ネルシーニョ監督らしい戦い方が徹底されるようになってきている。
そんなチームで中心となっているのが、ガンバ大阪から加入した大森晃太郎選手だ。ヴィッセル神戸にはリーグ戦第12節までで全試合先発出場している選手は4人いるが、攻撃的なポジションの選手として全試合先発出場を続けているのは大森選手ただ1人である。
ガンバ大阪では、同級生でジュニアユース時代からのチームメイトだった現在ブンデスリーガ・FCアウクスブルク所属の宇佐美貴史選手や、日本代表最多キャップ数を誇る遠藤保仁選手、日本代表倉田秋選手らの影に隠れる形でそれほど目立つ存在ではなかった大森選手だったが、ヴィッセル神戸では田中順也選手、渡邉千真選手ら以上にチームに欠かせない非常に重要な選手になっている。

本格的にサッカーを始めたのは……

ガンバ大阪のジュニアユースからガンバ大阪ユース、そして2011年にガンバ大阪のトップチームに昇格した大森選手。
下部組織からガンバ大阪ひとすじとも言われる大森選手だが、実はサッカーを本格的に始めたのは、ガンバ大阪のライバルチームであるセレッソ大阪の下部組織、セレッソ大阪神崎川スクールなのだ。当時のセレッソ大阪神崎川スクールのコーチには、柿谷曜一朗選手を育てた高橋正則氏がおり、そこで様々な基礎を学んでいる。
その後、セレッソ大阪神崎川スクールが移転することになり、それをきっかけに1学年上で現セレッソ大阪の松田陸選手、アビスパ福岡の松田力選手の松田兄弟がプレーしていた大阪セントラルFCに転籍する。中学生になるタイミングでガンバ大阪ジュニアユースに加入したのだ。同期生には宇佐美選手、現鹿島アントラーズの昌子源選手がいた。
後にトップチームでもチームメイトとなる宇佐美選手だが、当時はプライベートでもほとんど会話しないほど仲が悪く、練習でも毎日ケンカばかりしていたそうだが、同期でトップチームに昇格したのは宇佐美選手と大森選手の2人だけだ。(宇佐美選手は高校2年次に飛び級で昇格)ジュニアユースからのチームメイトは次第にチームから離れていき、お互いにとってそれぞれをよく理解し合う大きな存在へとなっていった。

ネルシーニョ監督が熱望した大森選手

大森選手のプレースタイルは、技術とハードワークが共存するものである。ガンバ大阪の下部組織出身という事もあり技術の高さはもちろん、同級生に宇佐美選手という絶対的な存在がいたため黒子役になることもできる。チーム全体のバランスを見ることができるので、下がってボールを受けてビルドアップのリズムをつけることができるし、あえてフォワードの近くにポジションをとってストライカーをフリーにさせる動きもできる。また、そのバランス感覚は守備でも活かされ、必要以上に人に引っ張られる事もない。
Jリーグの監督の中でも特にバランスを重視する1人であるネルシーニョ監督は、このようなプレーができる大森選手を熱望し、ヴィッセル神戸はガンバ大阪での待遇から考えると破格とも言える条件でオファーを出したと言われている。
ガンバ大阪の長谷川健太監督にとっても、大森選手や川崎フロンターレに移籍した阿部選手がチームを去ったことで、中盤の形を変える決断をせざるを得ないほど重要な選手であったが、ヴィッセル神戸の評価の高さに慰留を断念せざるを得えなかった。
大森選手本人も中学時代からプレーしているガンバ大阪に対して愛着を持ってたが、以前より「人生は1回きりなので将来的には様々なクラブでプレーしてみたい」との希望を公言していた通り、新たなチャレンジの道を決断することとなった。

右サイドハーフのポジションで開幕スタメンを獲得

プロになり初めてガンバ大阪以外のチームで迎えたキャンプ。そこで大森選手はネルシーニョ監督のやり方に戸惑いを見せた。ここ数年のヴィッセル神戸キャンプは、まず徹底的にフィジカルを上げるトレーニングを行うからだ。
Jリーグで勝つにはゲームにおける身体の強さと、走り負けない体力が最も重要だとネルシーニョ監督は考えている。その為、メニューもただ単純に走り込みなどを行うのではなく、ゲーム形式やボールを使ったトレーニングの中でも、腿上げの縛りを入れたりすることで負荷をかけていくメニューが続く形となっており、一次キャンプでは、他チームとの練習試合は1試合も行われなかった。
厳しく慣れない部分もあったキャンプを終え迎えた開幕戦、大森選手は右サイドハーフのポジションで開幕線を迎えた。
ガンバ大阪では左サイドハーフ、右サイドはほぼぶっつけ本番という状態だったそうだが、ヴィッセル神戸の看板選手である小川慶治朗選手や、新外国人選手ウエスクレイ選手、下部組織出身で2年目の中坂勇哉選手を差し置き掴んだ開幕スタメンで、自らのプレーだけでなく右サイドバックに入る高橋峻希選手のオーバーラップを引き出す抜群のプレーを披露し、開幕戦勝利の立役者の1人となった。

さらなる輝きが期待される

大森選手は第3節から本職である左サイドハーフにポジションを移動した。
中盤の攻撃的なポジションは、チームで最も選手層が厚く競争が激しいポジションとなっているが、多くいるライバルの中で大森選手は頭一つ抜けた不動の存在となっている。それは、第12節終了時点で3得点を挙げチーム内得点王であるからというシンプルな理由だけでなく、攻撃の組み立ての部分でも大きくチームを助けているからだ。
例えば、相手チーム選手のちょうど中間にポジションを取る事ができる際、大森選手にボールを入れることで、オーガナイズされた相手の守備組織を動かすという効果が生まれる。また、ガンバ大阪時代から豊富な運動量にも特徴があった選手なので、守備での貢献も非常に高く、高い位置からのプレッシングのスイッチとなっている。
しかし、大森選手のストロングポイントはそれだけではない。以前の大森選手はドリブルで相手を剥がすプレーや、ワンツーなどの細かいパスも得意なプレーの1つだった。現段階では、大森選手がまだバランスを重視するネルシーニョ監督の戦術に合わせているという状態だ。しかし、大森選手がネルシーニョ監督の戦術を自然にこなせるようになれば、さらなる武器が発揮されるだろう。

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