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元祖中学生Jリーガー 森本貴幸選手

2017 5/17 09:55Aki
サッカー スタジアム
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Jリーグ最年少出場記録が更新された2016年

2016年はJリーグで数多くの16歳以下の選手がプロデビューするという異例の年だった。
その主役となったのはAFC U-16選手権2016で今年開催されるFIFA U-17ワールドカップの出場権を獲得したメンバー。その中でもJ3にセカンドチームを持つクラブに所属している選手で、2016年10月にAFC U-16選手権2016を終え帰国すると、そのメンバーの内まずセレッソ大阪の下部組織に所属する山田寛人(やまだひろと)選手がJリーグ歴代4位となる16歳7ヶ月でJリーグデビューした。
するとその翌週にはFC東京の下部組織に所属する平川怜選手が16歳6ヶ月でデビューを果たし山田選手の記録を塗り替えることに。2000年生まれの選手が次々とJリーグデビューを果たす。
そしてさらにその翌週に、同じくFC東京の下部組織に所属する久保建英選手がJリーグデビュー。久保選手はこの3人の中でも1年生まれ年が遅い2001年生まれとなるので、15歳5ヶ月、中学生でのJリーグデビューでJリーグ最年少出場記録を更新した。
中学生としてJリーグデビューを果たしたのはJリーグの歴史の中で2人目の記録だが15歳5ヶ月は史上最年少の記録だ。
ここで注目して頂きたいのが中学生Jリーガーは史上2人目だということ。つまり久保選手よりも前に中学生にしてJリーグデビューを果たした選手がいたという事だ。

Jリーグ史上初の中学生Jリーガー

Jリーグ史上初めて中学生でデビューを果たしたのは、現在川崎フロンターレに所属する森本貴幸選手だ。当時東京ヴェルディジュニアユース(中学生年代のチーム)に所属していた森本選手は、中学卒業を間近に控えた2004年、当時の東京ヴェルディ監督であったオズワルド・アルディレス監督がシーズン開幕を前にトレーニングを行っているトップチームへの帯同を許可した。
開幕前のキャンプの時期に、将来有望な若手選手を帯同させる事はそれほど珍しい事ではないが、森本選手の場合はなんとそのまま2004年シーズンの開幕戦となるジュビロ磐田戦のメンバーとしてベンチ入りする。そして後半6分に平本一樹選手との交代でJリーグデビュー。この瞬間Jリーグ史上初となる中学生Jリーガーが誕生した。
そしてこの森本選手の記録がさらにすごいのは、2016年の久保選手がプレーしたカテゴリーがJ3、いわば3部リーグだったが、森本選手がデビューしたのはトップディビジョンであるJ1なのだ。
日本のサッカーの最高峰の舞台で、日本代表としてワールドカップでも活躍を見せた選手と15歳の中学生が激しくマッチアップする、という事だ。

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