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ジェフユナイテッド千葉の歴代監督がチームに残したモノ

2016 8/13 15:01
フクダ電子アリーナ
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Photo by yoppy

ジェフユナイテッド千葉は有名選手が多いわけではない。それでも2度、Jリーグ制覇をさせ強豪クラブに育てていった監督たち。彼らはどのような哲学を持ち采配を振るってきたのだろうか?歴代監督たちがチームに残していったモノを紹介する。

名将であり哲学者・イビチャ・オシム

旧ユーゴスラビア代表監督として采配を振るいイタリアワールドカップではベスト8に導いた名将。「考えて走るサッカー」を掲げ2003年よりジェフユナイテッド千葉の指揮を執り、万年下位に沈んでいたチームを優勝争いの常連チームに生まれ変わらせ、初のカップ戦タイトルをもたらした。
オシムサッカーの生命線は豊富な運動量と正確なパスワーク。チームのために常に考え、常に走ることを選手たちに叩き込み、現在にも続くジェフのサッカースタイルのベースとなっている。
阿部勇樹、巻誠一郎、羽生直剛などオシムチルドレンと呼ばれた新しい才能を発掘し、オシム語録と呼ばれる選手たちへの適切で思慮の深いアドバイスはジェフユナイテッド千葉の選手だけでなく、日本のサッカー選手全体のサッカー観に大きな衝撃を与えた。

奇跡的なJ1残留の立役者、アレックス・ミラー

スコットランド出身で指導者としてスコットランド代表のコーチやプレミアリーグの強豪、リバプールのヘッドコーチを務めていた。
2008年シーズン、11試合を終え勝ち点2と不振にあえぎJ2降格が現実味を帯びてきたチームの立て直しのため急遽就任。 当時話題となったのが選手起用法。当時Jリーグでは珍しかったスターティングメンバーを固定せず対戦チームとの相性や選手のコンディションによってこまめに入れ替えるターンオーバー制を敷き、戦術面ではリバプール仕込みのダブルボランチ、フォーバックの4-4-2という基本的なフォーメーションでのハイプレスと速攻を徹底した。
これらがかみ合い連勝を積み重ね、降格がかかった最終節のFC東京戦でも2点ビハインドからの劇的な逆転劇で勝利し、奇跡のJ1残留をもたらした。

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