和製アンリがついに覚醒?!活躍が楽しみな伊藤翔選手とは?|【SPAIA】スパイア

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和製アンリがついに覚醒?!活躍が楽しみな伊藤翔選手とは?


伊藤翔選手の概要

今回ピックアップするのは現在横浜F・マリノスに所属する伊藤翔選手です。伊藤翔という名前を聞いてピンと来る人もいるかもしれませんが、まずは、伊藤選手のプロフィールについて紹介します。伊藤選手は1988年に愛知県で生まれ、2017年で29歳になります。世間的には20代ということでまだまだ若いと言えますが、29歳という年齢はサッカー選手としては比較的高く、中堅以上の年齢です。
選手としての経歴はこの後詳しく書きますが、15歳のころから各年代の日本代表に選出されるなど、若いころから注目されてきた選手です。
伊藤選手のポジションはフォワードで、身長が184センチと日本人の中では比較的背の高いフォワードです。この情報だけ読むと、背の高さを活かしたポストプレーやヘディングでのシュートを得意とする選手のように思われるかもしれません。しかし、伊藤選手はむしろヘディングは苦手と語る50mを6秒で走る快速フォワードで、ドリブルで相手を抜き去ったり、多彩なシュートを放ったりとマルチな能力を持つ技巧派の選手なのです。
そんな伊藤選手のこれまでのサッカー選手生活は紆余曲折を経てきたものでした。

アーセナルの練習に参加した高校時代

伊藤選手が大きな注目を浴びたのは高校時代からです。愛知県のクラブチームを卒業後、県内の高校サッカーの名門中京大学附属中京高校へと進学します。先ほど、15歳のころから年代別代表に選ばれたと紹介しましたが、高校時代においてもU-17、U-18、U-19そしてU-20の日本代表に選出されています。また、毎年年末年始に行われる全国高等学校サッカー選手権大会にも高校2年時と3年時に出場しています。特に3年時はチームのキャプテンとして出場しています。
代表チームに選ばれたり全国大会に出場したりしていることが、伊藤選手への注目を高めたのかというと、間違いではありません。しかし、より伊藤選手の存在を知らしめることになったのが、イングランドプレミアリーグ所属のアーセナルへの入団テストでした。
伊藤選手がアーセナルの入団テストに参加したのは高校3年時の2006年8月でした。もともと同年の4月にも練習参加しており、その時のプレーをアーセナルのベンゲル監督に認められ、テストへとつながりました。テストでは、当時のイングランド代表のアシュリー・コールを抜き去って点を決めるなど、計5得点の活躍を見せます。この結果を受けベンゲル監督は特例で伊藤選手の獲得を試みますが、結局ビザの都合で入団することはかないませんでした。
入団こそできなかったものの、アーセナルというビッグクラブの入団テストを受けたこと、ベンゲル監督にアーセナルのスーパースター、アンリ選手に例えられて賞賛され、「和製アンリ」として日本に知られるようになるなど、大きなインパクトを生み出しました。

高校卒業後即海外!フランスリーグへ

アーセナルへの入団が叶わなかった伊藤選手は、アーセナルの入団テストと同時期に練習に参加し、すでに入団オファーを受けていたフランス2部リーグのグルノーブルに入団しました。
2部リーグとはいってもフランスリーグのレベルは高く、日本人が、しかも高校を卒業したばかりの選手が入団するのは容易なことではありません。当時、高校卒業後、日本のJリーグのチームを経験せずに海外リーグに直接入団するというのは、Jリーグ発足後初めてのことでした。そんな中でも入団することができた伊藤選手には、将来への期待がどんどん高まりますが、ここで大きな壁にぶち当たることになります。
それは、出場機会がほとんどなかったのです。入団1年目は1試合、2年目は3試合、3年目に至っては0試合でした。3年目にチームは1部に昇格し、4年目のシーズンには伊藤選手も1部リーグデビューを果たしますが、この年も結局その1試合のみの出場となりました。また、フォワードということで当然ながら得点を取ることが期待されますが、この4シーズンはいずれも無得点でした。出場機会を得られず、結果を残すこともできなかったことから4年目のシーズン終了後の2010年6月にフランスを離れ、Jリーグの清水エスパルスへ入団することになりました。
伊藤選手のように、その能力を評価されながらも出場機会を得ることができなかったというその事実は、いかに日本人が海外で活躍するのが難しいことであるかということを、改めて実感させるものとなりました。

高卒即海外は簡単な道ではないけれど…

伊藤選手のように高校卒業後に海外のクラブチームに入団する選手は少しづつ増えつつあります。伊藤選手の例が示すように決して簡単な道ではなく、むしろ実績のない選手が結果を残さなければならず茨の道とも言えます。
ということで、ここで、高卒後に海外チームへと渡った選手たちについて触れたいと思います。
その代表的な選手の1人が宮市亮(みやいちりょう)選手です。宮市選手が伊藤選手と同じ中京大学付属中京高校卒業後、アーセナルに入団します。アーセナルでは出場機会に恵まれず、レンタル移籍でヨーロッパの様々なクラブでプレーし、その後ドイツのFCザンクトパウリに移籍、2017年現在も所属しています。
また、高校卒業前ではありますが、指宿洋史(いぶすきひろし)選手(現ジェフ千葉)はスペインリーグのクラブへと移籍し、FWとして得点を量産しました。
さらに、横浜FCユースに所属していた木下康介選手は、ユースからドイツのフライブルグU-19へと移籍し、現在もドイツのチームでプレーを続けています。
このように、Jリーグを経ずに海外へと渡る選手が伊藤選手をきっかけにどんどん増えています。1つのチームで結果を残せなくても別の海外のチームへと移籍し挑戦し続けている選手もおり、今後このような選手たちの中からトッププレーヤーが生まれてくるかもしれません。そういった意味では伊藤選手はパイオニアなのかもしれません。

Jリーグへ!そしてこれから

さて、伊藤選手に話を戻します。グルノーブルを退団し、Jリーグの清水エスパルスに入団した伊藤選手は、徐々にではありますが海外での鬱憤をはらすかのように得点を積み重ねていきます。
移籍4年目の2013年にはリーグ戦25試合に出場し6点を記録しています。2014年からは、現在も所属している横浜F・マリノスに移籍すると、2014年8点(32試合)、2015年6点(29試合)、2016年5点(32試合)とレギュラーとして起用され得点する機会も増えてきました。次は自身初となる2桁得点を期待したいところです。
早くから注目され、将来の日本代表とも言われてきたものの十分な活躍を見せることができず、苦しい時期が続いた伊藤選手ですが、ようやくその力を発揮し始めました。
同学年には香川真司選手や、吉田麻也選手など日本代表で活躍する選手たちがいます。ここから日本代表へと上りつめることができるのか、「遅咲き」となった伊藤選手の活躍に期待しましょう。

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