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その時私たちは涙する!Jリーグの感動のプレー&エピソード

2017 4/5 18:49dada
サッカー
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出典 mooinblack / Shutterstock.com

Jリーグで起きた数々の奇跡のプレーや感動エピソード。 その中には、思わず涙してしまうものや、圧巻ともいえる驚愕の物語があるのだ。 日々私たちを楽しませてくれるJリーグの魅力に、ぜひ触れてみてほしい。

これはダンス?鹿島所属レオナルドのスーパーゴール

元ブラジル代表、元鹿島アントラーズ所属のレオナルド選手のゴールはまさに奇跡そのものだった。 1995年の横浜F・マリノス戦、ゴール前で相手DFを手玉に取る5回のリフティングを披露。最後は見事ゴールにボールを沈めるという離れ業をやってのけたのだ。 Jリーグ創世記であった当時は、レオナルド選手ら外国人選手の躍っているかのようなプレーに、多くの日本人が魅了されたものだ。
すでに20年を経過した今でも、レオナルド選手のゴールは記憶に新しく、今後も語り草となることだろう。

超ロングシュート!横浜FC久保竜彦のゴール

2007年の浦和レッズVS横浜FC戦。この試合では久保竜彦選手が圧巻のロングシュートを決めた。 サイドでボールを受け、相手選手をドリブルでいなしながら中央へ体を向けると、すぐさま左足を一閃。約40mもの距離からゴールを決めてみせたのだ。
並の選手であれば振り向くことはできてもそのままゴールへ向けてシュートを放つのは難しいものだ。しかし、久保選手は強烈な筋力とバランス力でこれを可能にしたのだった。
ゴール後に見せたセレブレーションのひょっとこダンスは話題となり、グッズとしても販売されるようになった。

まだまだやれる!三浦知良のいぶし銀ゴール

キングカズこと三浦知良選手は、49歳となった2016シーズンにも得点した。8月のセレッソ大阪戦では、相手のこぼれ球を冷静にゴール右端に沈めてシーズン2得点目を記録。自身の歴代最年長ゴール記録を49歳5ヶ月12日まで更新した。落ち着いたコントロールはまさにいぶし銀。若い選手たちに経験に裏打ちされた技術を見せつけたのだった。
2017シーズンも契約を更改している三浦選手。このことはヨーロッパでも大きく取り上げられ、40歳を目前にする元スペイン代表GKカシージャス選手も反応。「今までは40歳が目標だったけど、50歳までプレーしたい」と話した。
リーグ開幕日に誕生日を迎え、続く3月には50歳での得点も記録した、日本のキングに注目が集まる。

思わずほっこり、槙野智章がみせた優しさ

常に熱さを全面に出す槙野智章選手。彼は浦和レッズのシンボルとして長年活躍を続けてきた。しかし、その熱いスタイルが故に他クラブのサポーターから非難されることも多いのが実情だ。 ただ、2016年のルヴァンカップのガンバ大阪戦での彼はとても優しい一面をみせた。
試合の入場時、選手はエスコートキッズと一緒に入場してくる。そんな中、槙野選手と歩いてきたキッズは脚が不自由だったのか、思うように歩けない様子だった。槙野選手はそんな彼を見て、抱っこして階段を上がったり、歩いている途中も話しかけながらゆっくりと歩き続けた。キッズもそんな槙野選手の対応に安心したのか、落ち着いた表情で最終的には整列することができたのだった。
槙野選手の落ち着いた対応と優しさには、浦和レッズのサポーターだけでなく、普段槙野選手を苦手としているサポーターからも称賛の声があがった。

本拠地チェンジで大成功?ヴィッセル神戸の躍進

2016シーズンをJ1で戦ったヴィッセル神戸。クラブ名の通り、その本拠地は兵庫県の神戸市にある。しかし、そのルーツは実は岡山県の倉敷市。倉敷市には水島工業地帯という有名な工業地帯があり、かつてそこにあった川崎製鉄サッカー部が、ヴィッセル神戸の前身なのだ。
初めは岡山県のクラブとしての誕生を目指したものの、思うようにスポンサーをつけることができず、川崎製鉄の本社がある神戸市に移転して現在に至る。これまでには資金難に陥ることもあったが、現在では2014年シーズンからJ1リーグに定着しつつある。2016年シーズンにはレアンドロ選手がヴィッセル神戸初のJ1得点王という記録を成し遂げた。
本拠地を移転する際は不安視する声が多いものの、ヴィッセル神戸の場合は大成功という結果になったのだ。現在では神戸市民だけでなく、岡山市民にも根強いサポーターが存在する。

まとめ

1993年の発足から20年以上の歴史を迎え、今も前進を続けるJリーグ。 そこには数々の名選手たちのスーパーゴールや、感動のエピソードがあった。 一口にサッカーといっても、そこには選手とサポーターたちが織り成すかけがえのない物語があるのだ。 そしてこれからも、Jリーグは多くの人々に愛されることだろう。