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チームにもたらす一体感!ヴィッセル神戸のサポーター

2017 4/5 09:49芝田カズヤ
サッカー選手,イメージ画像,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

サッカーにおいてチームが勝利するためには選手だけでなくサポーターの存在も欠かせません。サポーターは12番目の選手と言われるほどその存在はチームにとって重要なものです。今回はサポーターの中でもヴィッセル神戸のサポーターに焦点を当て、紹介します。

ヴィッセル神戸ってどんなチーム?

ヴィッセル神戸は1966年に創部された、岡山県の川崎製鉄水島サッカー部が前身。現在のヴィッセル神戸としては1996年に創設されました。
Jリーグへの加盟は1997年で、2005年と2012年にはJ2に降格していますが、いずれも1年でJ1復帰を果たしており、創設以来のほとんどの時間をJ1で戦い続けているチームです。
ヴィッセルのクラブとしての特徴を1つあげると、チームとして優勝経験がないということです。J1での優勝経験がない他にも、リーグ昇格を決めた年のJFLでの成績は2位、J2からの復帰を決めた時は3位と2位でした。また、天皇杯やJリーグカップでも優勝の経験がありません。サポーターにとっては嬉しくない特徴ですね。 ここからは、そんなチームを支えるサポーターについて紹介します。

一体感を作り出すサポーター

ヴィッセルのサポーターは一体感の強さが特徴的です。もちろん、どのチームのサポーターも一体感をもって応援をしていますが、ヴィッセルサポーターのそれは一線を画したものと言えます。 ヴィッセルのサポーターの公式サイトのトップには以下のような文章が記載されています。

神戸を愛する者達の結束と行動がチカラとなる。スタジアムに繋がる熱き一体感へ。

出典 ヴィッセル神戸サポーター連合 公式ホームページ

この言葉に代表されるように、サポーターは一体感を大切にしてチームに声援を送ります。実際に様々なプロジェクトがサポーターによって行われており、試合における応援時のアクションの統一を目指すものや、サポーター1人1人が応援フラッグを持つなど、応援に一体感を作り出し、より選手の力となれるように様々な取り組みを行っています。試合の時にはサポーターのまとまり具合にも注目したいですね。

これから応援してみたい、そんな人は練習場へ行こう

サポーターを紹介している本記事ですが、読者の中にはこれからヴィッセルのサポーターになりたいという人もいるのではないでしょうか。そんな人には、まず練習場に行くことをお勧めします。Jリーグのクラブの多くは練習を公開しており、ヴィッセルも練習を見学が可能です。
試合の時よりも選手を近くで見られる他、時にはサインをもらうこともできる、チームを知る絶好の機会。プレーの特徴を探してみたり、好きな選手を見つけてみたりとチームを好きになれる要素がたくさんあります。いきなりスタジアムで他のサポーターと一緒に応援するのはちょっと…という人にはお勧めです。
また、練習場には他のサポーターもいます。試合時は興奮と熱狂に包まれる熱いサポーターも、練習を見学している時はもう少し冷静なことが多いです。チームをよく知る先輩サポーターと知り合うチャンスでもあるので、サポーター仲間を作ることもできるかもしれません。 サポーターに対するハードルを高く考えすぎず、まずは気軽に練習場に行ってみるところからサポーター活動を始めてみてはいかがでしょうか?

まとめ

ここまでヴィッセル神戸のサポーターについて紹介してきました。チームによって行うサッカーが違うようにチームによって行う応援は様々です。試合を観戦する際にはサポーターの応援にも注目してみてください。そして、ぜひご自身でもサポーターとして活動位してみてください。きっとサッカーがもっと楽しくなります。