横浜F・マリノスの歴史
今回紹介する横浜F・マリノスは、Jリーグ創設当時からJリーグに参戦している10チームの中の1つ。この10チームはオリジナル10と呼ばれています。F・マリノスの前身は1972年に創部された日産自動車サッカー部。数多くの日本代表を輩出したほか、当時の日本の主要大会で三冠を果たすなど強豪チームとして知られていました。
1999年には同じ横浜を本拠地とする横浜フリューゲルスが財政難に陥ったことから吸収合併。それまでのチーム名「横浜マリノス」にフリューゲルスの「F」をチーム名に加え、「横浜F・マリノス」に改称しています。
マリノスのすごいところは、オリジナル10の中で鹿島アントラーズとともにJ2に降格したことがなく、Jリーグが開幕してからずっと日本のトップリーグで戦い続けていることです。このような強豪チームである横浜F・マリノスを支えるサポーターとはどのような人たちなのでしょうか?
歴史あるサポーターグループ
一般的にJリーグ各チームにはチームを応援するサポーターの団体があるもので、その規模は数人のものから大人数のものまで大小様々です。マリノスにももちろんサポーターグループがあるのですが、中でも長い歴史を持つグループがあります。
それが、「マリーシア」という名前のグループです。マリノスのサポーターグループの中でも最も古いというだけでなく、Jリーグ全体で見ても長い歴史を持つサポーター軍団です。もともとは数人の応援団だったものが、観客席の人たちを仲間にしていき徐々に大きな組織となっていきました。現在でも試合時には約50人のメンバーが観戦しているそうです。グループの公式ホームページを持っている、日本のサッカーサポーターを引っ張ってきた存在。日本サッカーの発展に貢献してきたグループといっても過言ではありません。
観客動員数から見るマリノスサポーター
マリノスサポーターのすごさは観客動員数からも見ることができます。Jリーグの各クラブの通算観客動員数ランキングというものがあるのですが、マリノスはJ1~J3までの全57チームの中で約860万人を動員し2位となっています。通算のランキングなのでJリーグ開幕時から参戦しているマリノスは多くなるのは当然ですが、それでも多くのサポーターが応援しに訪れて続けている一つの指標であることは確か。
オリジナル10としてスタートして以来ずっとJ1に所属し続けていますが、時には残留争いをすることもあります。いつも好成績を残せてきたわけではありませんが、苦しい時でも、苦しい時だからこそ、チームを愛するサポーターが集うのがマリノスの特徴なのかもしれません。
まとめ
横浜F・マリノスのサポーターについて紹介してきました。長い間J1というトップレベルのリーグにい続けることができるのは、チームの強さはもちろんのこと、声でチームを支えるサポーターの存在があってこそなのではないでしょうか。これらかもマリノスとともにサポーターの活躍にも注目したいところです。