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清水エスパルス歴代のユニフォームデザイン

2016 11/25 20:06
サッカーⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

これまでの清水エスパルスの歴代のユニフォームデザインを知りたいと思っている方のために、まとめを紹介する。

地図のデザインが特徴的な初代ユニフォーム

サッカー王国として知られる静岡県静岡市がホームタウンの清水エスパルスの創設は1992年。クラブカラーのオレンジの由来は静岡がミカンの名産地であることと、「喜び・希望・若さ・前進・元気」をイメージさせるというもの。記念すべき最初のユニフォームモデルはファッションデザイナーの阿部兼章が手掛けた。デザインコンセプトは「世界に羽ばたくクラブ」。スポンサーが「JAL」ということもあり、前面に世界地図のデザインを配した特徴的なものだった。

清水エスパルスのユニフォーム 衝撃の1993年モデル

1996年までは初代デザインの特徴である地図グラフィックをメインに、配色や生地を替えるなどのマイナーチェンジが続いたが雰囲気が変わったのは1993年のモデル。白地に直線と円形が大胆に配置され、胸部と腹部でデザインを切り替えしためずらしいデザインだ。チーム名が大きくレイアウトされたこのユニフォームは1年で着用が終了、継続モデルは中央のオレンジ色の世界地図はそのままに、白ベースの配色に変更になったことでより世界地図のグラフィックが目立つようになった。

清水エスパルス 雰囲気が一新した2006年モデル

世界地図のデザインとオレンジのベースカラーを基本にマイナーチェンジを続ける中、2006年にスポンサーに鈴与が加わり、長年胸部に大きく配置されていたJALのロゴも変更された。デザインもオレンジのクラブカラーと世界地図は踏襲しつつ丸襟に変更、よりスポーティーでシンプルなデザインになった。後続モデルではついにシンボルであった世界地図グラフィックがなくなり、2007年モデルではアクセントカラーにグラファイト(黒鉛)が使用されるようになった。このためシンプルでシャープな印象が強いデザインが続く。

清水エスパルス よりホームを意識したユニフォームデザインへ

クラブ創設20年を迎えた2012年のモデルは地図柄が6シーズンぶりに復活。右袖には「20周年を記念したシンボルマーク」が配置された。翌年2013年には再び従来のシンプルでスポーティーなデザインに戻ったが、初めて海や港をイメージした青をベースカラーに採用。背面下部に、日本三大松原の一つである三保の松原からの富士山のモチーフを施した。2014年もそのデザインを踏襲し、白をベースにした青のピンストライプ柄を採用。袖も全面青となり、オレンジのイメージが強かったエスパルスには新鮮なカラーリングだった。

清水エスパルス 原点回帰した2015?2016年ユニフォーム

2015年には世界地図柄を全面に配したデザインが復活、カラーもオレンジになった。ブラック系の差し色も初代モデルを踏襲したイエローに変更し、原点回帰したモデルに。続く2016年モデルも地図柄を大きく配したデザインになった。2015年の地図柄とは、海をオレンジ、陸を黄色に配色を変更し、よりクラブカラーのオレンジが目立つように。背面には発足以来のスポンサーであった江崎グリコに代わってアイエイアイが背中スポンサーになった。

まとめ

1年でJ1復帰を目指す清水エスパルス。オレンジのクラブカラーに身を包んだ選手の活躍から目が離せない。