「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

VARに荒れたロシアW杯でチームを上位に導いたGKたち

2018 7/23 13:37SPAIA編集部
ティボー・クルトワ,Ⓒゲッティイメージズ
このエントリーをはてなブックマークに追加

Ⓒゲッティイメージズ

厳しい環境で戦い抜いたGKたち

1カ月間世界を熱狂させた2018年ワールドカップロシア大会が閉幕した。今大会はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入により、それまで見過ごされていたペナルティエリア内の違反行為が高い精度で、もしくは厳しくジャッジされた。その影響はグループリーグの早い段階から現れており、PK数の多さもさることながら、PKを取られることを恐れてセットプレー時のマークも甘くなってしまった。

結果、増えたPK数と合わせて、今大会ではGK自身の能力が試される場面が増えたと言える。
そんなGKに厳しい大会となったロシアでチームを上位に導いたGK達を紹介していく。

栄えあるゴールデングローブ、ベルギー代表GKクルトワ

ゴールデングローブ(最優秀GK)に選ばれたベルギー代表GKティボー・クルトワ。

”タランチュラ”の異名をとる彼のセービングはリーチがあり、守備範囲に穴がない。どこへでも長い手足が伸びるクルトワの守備力は、タレントの豊富なベルギーの最後の関門として多くのチームの前に立ちふさがった。

しかし、そんなクルトワはなんと攻撃時にも力を発揮する。印象深いシーンは劇的な逆転勝利を収めた日本戦だろう。試合終了間際のベルギーの鮮やかなカウンターは、このクルトワからスタートしている。

この時、左からのコーナーキックを蹴ったのは利き足が左の本田圭佑だ。クルトワはこのCKに対し、シュート性のボールは来ないと判断。パンチングではなく確実にキャッチすることを選び、カウンターの起点となるスローを選んでいる。

咄嗟の判断でGKでありながら攻守で活躍したクルトワ。ベルギーは3位に終わってしまったが、彼のゴールデングローブは誰もが納得するものだ。

おすすめの記事